2018渡星手帳⑬ 濡れネズミinリトルインディア | からふるテュール

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北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

傘ね(笑)

ささないより・・いいんじゃない?眉毛付きの顔

 

のんびりと雨宿りしている

現地の人々の視線が

あちっから、こっちからと

私達へ注がれている気がします。

 

土砂降りの雨の中

傘を片手に右往左往して

タクシーを捕まえようとしている私たちの後ろ姿は

恰好の退屈しのぎになった事でしょう・・

 

って、ちょっとスネてますかすね笑)


 

 

さっきアラブストリートからここに来たときは

あっという間に捕まえられた流しのタクシーが

こんなに苦労しても捕まらないのは

 

場所が悪いのかも。

ここでは止まってもらえないのかも。

 

あれこれ思案しては

緑表示のタクシーがやって来るのを見つけると

雨の中を何度も移動して

通りのあっち側でこっち側で

 

手をあげる

手をあげる

手をあげる。

 

 

だのに。だのに。

 

 

いくら頑張っても

いざ目の前に来た!となって

すげなく

『BUSY』表示に切り替えられてしまう

がっくり。

ほんとにね。がっくりさ笑い泣き

 

あ、タクシー画像はネットからお借りしています。

すごい雨で、カメラっはとっくに鞄の底でしたから。

 

 

 

拾えなーーーい。

帰れなーーーい。

雨、冷たいーーーい。(おまけにタクシーも)

 

全部混ぜ混ぜで

切なーーーーーーーいえーん

 

 

 


雨にふたをされたような街角で

トホホな空気が

身体をなみなみと浸していくようでした・・。

 

 

この時、実は

ガイドマップも持っていませんでしたあせる

 

 

さて、どうしましょう。

 

 

 

あ。

 

 

そうだ。

 

 

そういえば。

 

 

 

旅先では写真以外は使わないと決めている

私のスマホ。

もちろん機内モード設定です。

海外用WiFiレンタルもしていなかったのですが

 

グーグルマップのオフラインマップなら

インターネット接続しなくっても

GPSで地図アプリが使えるのを思い出しました。

 

いざという時のために

日本でシンガポールの地図をダウンロードしておいたんです。

 

image

よしこれで。

なんとかなるさ。

 

 

 

 

私: ねぇ。もう地下鉄で帰ろうよ。

 

旦那さん: でも、その地下鉄がどこにあるか分からんじゃん・・。

 

 

私: うんにゃ、多分大丈夫にやり

 

 

 

 

スマホを起動させてみると

大通りを挟んだ向こう側

さっきまでウロウロしていたテッカセンターに

駅はくっついていたのです。

 

ま。そりゃそうだ。

この町の基点の場所だもんねあせるあせる

 

 

グーグルマップさん

本当にいい仕事してくれました。

あなたはここよ!

地下鉄の駅はすぐそこよ!って教えてくれたのですから。


よかった。

 

 

 

 

よし

そして次は。

 

地下鉄に乗る。

 

っても

 

どうやって切符買って

どの線に乗る?

それよりも何より

どの駅ににどう帰ればいいか。

 

はっきりと分かんない・・・けどあせる

なんとかなるっしょ真顔

 

 

あ・と・は っ(笑)

私のほぼほぼ使えない英語を駆使して

聞きまくろう。

腹をくくろう。

 

 

 

 

 

決まったら

土砂降りの中、来た道を戻ります。

 

大通りで信号を待たされる間にも

雨が傘の周りからどんどん私たちを濡らしていき

大きくできた水たまりは避けようもなく

帰国時用のブーツに容赦なく浸みてきます。

image

今回は念のため、足想いのため、3足持って行きました。

 

 

これまでずっと

常夏仕様でサンダル履きだったのを

 

前日に痛くなってしまった足をかばうために

暑いけどな・・・仕方ないか・・と不承不承ながら

足にやさしいブーツに履き替えてしまったばっかりに

べっしょべしょあせるあせる


 

 

 

やっとこさ

雨宿り民であふれかえる

テッカセンターにたどり着いた頃には

 

もうもうもうもう(笑)

しっとり濡れネズミ。

たった100メートル弱の雨中移動なのに。

 

カメラの入ったカバンだけはがっちり

死守しましたけどね。

 

 

 

 

ちょっと長くなっちゃったから 

ここいらで区切ろうかな。

 

 

こんなに印象深い出来事だったというのに

ちっとも画像の残せなかった

雨の一幕まもう少し先へと続きます。

 

 

 

 

 

ではではにやり