フィンランド旅⑱ suomi | からふるテュール

からふるテュール

北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

今回の旅の一大目的を果たして。
かなりの満足感です。

旅。
その行先を決めるとき
大なり小なりその旅での目的が
あるものですが

それが達成できるかどうかで
やっぱり満足度は違いますね。



そうでありながら
私のこの旅には
私も無意識の隠されたテーマが潜んでいるように
思えてならないのでもあります。


それをこの旅ブログに
どう書こうか・・・
完結するまでには
その文字つづりが
すらすらと降りてくるといいと思います





と・り・あ・え・ず・・こんなことから。

昔むかし
まだ私が中学生だった頃
海外の文通相手(外人さん)と文通するのが
流行ったことがありました。

私もその流行に乗った一人ですが
お友達がみな
アメリカやイギリス、オーストラリアとかの
英語圏のお友達とやり取りをしていたのに

仲介業者が私に紹介してくれた女の子は
スウェーデンの子でした。

なんで~って
当時中学生だった私は思ったものですが
今となっては
懐かしいです(笑)

そんな頃から私
北欧とは深い深いご縁があるのかもしれません♡




そうした友達の一人が
海外のペンフレンドに聞かれたそうです。

「なぜ日本の切手には“NIPPON”と書いてあるの?
  NIPPONってなに?」


なるほど・・・。
考えたこともなかったなと思ったのでした。

今でも謎は謎のまま。
なんででしょうね。



そんなことを
フィンランドで
思い出す事となりました。


これ これ。

フィンランドのポストオフィスで
使い終わったフィンランドの切手を
自分用のお土産として買ってきたのですが

フィンランドの切手には

ほら
SUOMI     FINLAND って

書いてありました。




パッケージにも。

調べてみると
suomiというのは
フィンランド本国での呼称

一方
フィンラン
ドという言葉は
フィン族の土地」という意味だそう。



長きにわたって
スウェーデンに
ロシアに
植民地支配された歴史を持つ


フィンランドどいう土地に住む
SUOMIの民


その
アイデンティティを
誇りを

その言葉を大切にしながら
保ち続けてきたのかな・・と

そんな事を
思ったりもした私でした。


NIPPON → JAPAN

掘り下げてみると
日本のこの表記も何かあるのでしょうね きっと(●^o^●)





さて
この旅行が決まる
ずっとずっと前から


どういう訳か興味があって
欲しくて欲しくて仕方なかったものがあります。


数年前にはネットで買う事も
散々考えたもの。
躊躇してなかなか買えずにいたものです。


suomiの魂宿る
手仕事の品


ラップランドの先住民サーメ人に古くから伝わる
白樺のコブをくり抜いて作られる手作りのマグカップ

そして


サーメのブレスレット




トナカイの皮と
角でできています。

とうとう私のもとへ
私のための。


私と縁ある物を
自分自ら手に入れられて
大満足。




私の人生には
何か何かの折に
頻繁に北欧へとのつながりが見えてきます。

不思議だなぁ・・って
そう思うのです。



独りよがりだけれど
私の深くに眠るルーツが
そこにはあるのだと

そう思えてならないのでした。



私の中深くに流れる
魂のルーツのようなもの。