夏がいってしまう | からふるテュール

からふるテュール

北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

久しぶりに気持ちよく晴れましたね。
今朝は見上げる空を
懐かしいような心地で見上げておりました。


ふと庭の一隅で
枯らしてしまったと思い込んでいた
桔梗がそうっとそうっと
私に内緒のうちに

桔梗らしい紫をぷっくりと
灯していました。


よく頑張ったね。




ブルーの忘れな草のようなアンチューサは
春苗からのこぼれ種から育った子たち

ずいぶんたくさん 【ひとり生え】したのを
適当に引っこ抜いてのち、育てるともなく育てたら
こんなにかわいく咲いてくれましたハート
こんなことなら
あんなに乱雑に間引きしなきゃよかった(笑)

白い小花のカラミンサとよりそってかわいいでしょ。





長々と降った8月いっぱいの雨は
私に水やりへの休息を与えてくれて
5月に瀕死にしてしまった芝にとっては大復活の糧となりました。




そんな夏を

西日からは塀に守られ
朝陽からは我が家の車に陰で守られ

日照時間を適当に和らげてもらったギボウシが
桔梗ともども
シーズンを過ぎてなおすくすくと咲いています。



庭中を
虫の音が賑やかに飾り始めたこの頃

秋の到来を予感して
胸がわくわくしながらも

どこか



行ってしまう夏を
惜しむのです。


毎年毎年。
去る者は美しい。



不機嫌な横顔を見せ続けた
夏の主も

その胸中に何を秘めて
その役目を終えるのかしら・・・と


想いの中で
夏の王様を
夢物語の様に思い描きながらの
今朝だったのでした。














家の御姫様も
日向ぼっこな気分に
なりつつあるようですハート











ペタしてね

夏よさようなら

2度と会う事のない
今年の夏よ。