こんばんは。
来てくださり有難うございます。
水野由香@登山ガイドです。
ブログに出てくる登山用語について、はじめてさんの為に、ひとつずつ解説をつけてみます。
わからない用語に下線が引かれていたら、ぽちっとしてみてくださいね。
※試しに、昨日の投稿をチェックしてみて→夏は涼しい沢歩き♪丸滝谷/金剛ミステリー【登山ガイドレポ】
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沢(さわ)
登山では、山の中を流れる細い川のことを言います。
(関東では、水が流れていてもいなくても関係なく、谷のことを沢と呼ぶことが多いですが)
夏は、「沢沿いの登山道」はとっても涼しくて楽です♪♪♪
飛び石を時々渡りながら、川のすぐそばを歩く「沢歩き」。沢靴を履いて、わざと浅い沢に入ってじゃぶじゃぶ歩くと更に最高ですよ!!!真夏でも冷え冷え~!暑さを忘れます♪
沢のなかに入り、ロープ等で安全確保して滝を登ったり、泳いだり!それは「沢登り」。様々な楽しみ方があります。
また、沢が好きな花や木もありますし、沢が好きな鳥は、オオルリやミソサザイなど声の綺麗な種類も多くて、谷に響き渡る美声は惚れぼれ~!!!
しか~し!!!!!
沢の中や沢沿いの道は、崩れたり無くなったりしやすいので、歩くときは注意が必要です。
下に、沢のどこをどう気をつければよいのかを解説します♪
○登山で注意すること
1、沢を通る道は、雨の影響で崩れやすいです。大雨のあとは、道がなくなることも。
2、ジャスト川の中&川の際を歩く場合は、目に見える道がなく、どこを歩くかは自分で判断する場合が多いです。
3、大雨のあとは、沢や沢沿いの道に入らないほうがいいです。道が崩れていたり、木が倒れて道が塞がれていたりすることがあります。
4、沢を歩くときは、上流の雨に気をつけてください。あなたのいる場所では降っていなくても、上流の大雨が洪水となって襲ってくることがあります!!!雨雲レーダー(Yahoo!天気アプリで見られます)を常にチェック!!!
5、道迷い;沢は登りで分岐していきますので、登りのときに道迷いしやすいです。
6、道の危険度;一般に沢のほうが尾根に比べて崩れやすいですので、危険な沢は下りには使わないほうがいいです。危険とは、地面が岩になっている、水の流れが激しい、滝がある
7、 5と6は相反する内容ですよね。。。。。登りと下りでどの道を選択するか?!?!それは、個々の道の様々な危険度を計りにかけて、いちばんよい答えを出すのです。ガイドは日々やっていることです(^^)。
8、沢沿いの登山/沢歩き(登山靴でいける)/沢登り(沢靴使用、ロープで安全確保) この違いがある、ということだけでも、知っておくとよいと思います。
自分で判断する自信がないわあ。。。という方は、ガイドツアーにご参加ください!
そして、ガイドから学んで独り&友達同士で行けるようになってくださいね♪
島田ガイド事務所の、初めてでも参加できるおススメガイドツアー「金剛ミステリー」
1~7を、ぜーんぶ考慮した上で、「あなたに合った沢はこれですよ」と選んでご案内するのが、プロガイドなんです。頼れる感じがしてきたでしょ(^^)???
難しかったかな?これからも、わかりやすく解説できるようにがんばりますので、感想、突っ込み、ご要望を、このブログのコメントに入れていただけると有難いです♪
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明日も、みなさんの心の中に
緑がありますように。
おやすみなさい。
水野由香@登山ガイド
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水野由香@登山ガイド
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