こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
離婚時に自宅をもらいたいと考えている人も多いと思います。
離婚時に自宅をもらう人の注意点はたくさんあるのですが、主なものを挙げてみます。
1.住宅ローン返済中は勝手に名義変更できない
住宅ローン返済中の場合、家の名義変更をするのは金融機関の承諾が必要です。
現実には勝手に名義変更してもバレないことが多いのですが、トラブルになる可能性もあるので避けた方がよいでしょう。
2.家の名義変更には費用がかかる
法務局で家の名義変更手続きをするときには、不動産の固定資産税評価額の1000分の20の登録免許税と、普通は司法書士費用もかかります。
結構大きな金額になることもあるので、どちらが負担するか決めておかないと、後でもめることになります。
3.家をもらった後は毎年固定資産税を払う必要がある
家の所有者になったら、毎年固定資産税を負担しなければなりません。
なお、ひとり親は固定資産税の減免がある自治体もあります。
4.家の簡易査定はネットで匿名でもできる
離婚に際して家の査定をしたい場合、個別に不動産会社に依頼しなくても、概算額はインターネットの匿名査定で出せます。
双方が金額に納得すれば、簡易査定額をもとに話し合いをしてもかまいません。
5.離婚前に名義変更すれば余計な税金がかかることがある
自宅の名義変更をするなら、離婚後に財産分与として手続きするのがおすすめです。
離婚前に名義変更すると、贈与税や不動産取得税がかかることがあります。
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