こんにちは。円満離婚カウンセラー・行政書士のゆらこです。
最近、時々若い女性からの恋愛相談の電話がかかってきます。
夫婦問題に限らず、男女間の悩みには対応しています。
家族や友人にも、相談しにくいことってありますからね。
結婚するよりも前、若いうちにいろんな異性を見て、見る目を養っておくことは大切なんじゃないかと思います。
一人一人とじっくりお付き合いするというわけにはなかなかいかないでしょうけど、やっぱり異性と接する機会が少なければ、わからないことだらけになってしまいます。
今はお見合い結婚が主流ではなくなりましたから、自分で相手を選ばなきゃなりません。
そのためには、相手を見る目も絶対に必要だからです。
離婚相談の現場にいると、特に若い人に関しては、「何で離婚するの?」というよりも、「そもそも、何で結婚したの?」という人が多いです。
結婚を決めたきっかけが簡単すぎるというのも思いますし、相手のことをよくわからないまま結婚に至っている人もいます。
結婚を親に相談するときにも、今の親は「自分で決めたのならそうしなさい。」としか言わず、それ以上は関与してないことがほとんどです。
自分で決めて結婚してみたら、付き合ってた間はわからなかったことが出てきて、数年でダメになってしまいます。
こんなふうになってしまうのは、当の本人たちだけが悪いとは思ってません。
いまだに結婚がゴールとか、結婚すれば幸せになるみたいに煽っている世間に、大きな原因があるはずです。
人生経験が少なければわからなくて当然。自分の耳に頻繁に聞こえてくることは、やっぱりそうだと思ってしまいます。
結婚というのは、単なる男女交際とは違って、覚悟がいるものです。
もちろん、今の若い人でも、結婚は覚悟がいるものということをちゃんとわかっている人もいます。
けれど、そういう人は、今の時代、なかなか結婚しないのです。
責任を担いきれる自信がないですからね。
一方、現実に結婚してる人の方は、そもそもの覚悟ができてませんから非常に不安定で、何かあると離婚に至ってしまいます。
結局、今の若い世代で、ちゃんと覚悟をもって結婚に向き合っている人というのは、非常に少ないのです。
まだ結婚してそんなに経ってない夫婦は、当然子どもも小さいです。
特に、今の日本では離婚すれば子どもが不安定な立場に置かれてしまいますから、本当は離婚なんてしない方がいい。
けれど、本人たちにとっては実際離婚しなければどうしようもないことも多いです。
離婚を減らすには、若い人たちの結婚に対する意識を変えるところから始めないといけないというのは、ずっと感じています。
そのために、自分ができることは何なのだろう、今後はそういったことも考えていきたいと思っています。