気づけば10月も半分が終わって
11月も12月もあっという間に過ぎて
こうやってまた今年も終わっていくのかと。
時の流れは本当に一瞬だと、そう思う。
ふとした瞬間に、時の流れを感じて
ふとした瞬間に、様々な思い出が蘇ってきて。
3年間使い続けた傘を失くした。
どこで、いつなくしたか分からないほど、気付けば。
どこに忘れても取りにいっていた 大切な傘だった。
関西でも、新宿のイタリアンのお店でも、電車のなかでも。
けど、もう手元に戻ってくることはない。
どこに忘れたかわからないんだもん。
失くした事に気づけたのは、今日が雨だったから。
だから、雨の降る日に感謝の気持ちを捧げた。
なくしてショックなのはそうなんだけど、
それよりも何かを暗示している気がしてたまらない。
新しいことに
新しい出逢いに
胸が踊っているのです。
私は今まで恩と縁と運で生きてきた人間だからこそ
そう思うのだろう。
秋という季節は、
私にとって節目となる出来事が起こる事が多い。
出逢いも別れも、
秋にはより多く経験してきた気がする。
そして少し肌寒くなって、
外を歩いているふとした瞬間に、
まだ2年前の秋を恋しく想う自分がいるって。
そんなことに気付く。
あれからいくつのことが自分にできるようになって、
いくつ成長できたのかな。
