旅のもつ魅力 | 優しく、楽しくなるための日々。

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毎日誰かを笑顔に
人の痛みが分かる人間に

この前「旅」についての取材を受けてきたのだけど、少し言葉足らずだったので
ちょっと綴ってみようかな。



旅って素敵。

自分が普段触れられない人や笑顔や、食べ物や景色に巡り会えるから。
たしかに、価値観って無限大に広がる。

そして、旅の1番も魅力は、そうやって広がった価値観によって
海外に友達が増えることによって、
色んなことに当事者意識をもてることだと思う。

例えば遠く感じていた貧困問題に、栄養失調の子と友達になったことによって
もしかしたら「力になりたい、救いたい」とかって気持ちが強まるかもしれない。

例えば昔の様式の建築物を実際に見ることによって
教科書に載っている世界に実際に触れることによって、
「もっとこの建築物の歴史をしたい」とかって気持ちが強まるかもしれない。

優しく、楽しくなるための日々。


でもね
旅って、みんなが期待するほどいいもんじゃない。
だから「旅に行って価値観変えてこよう!」とかって思わないで欲しい。
そんな動機で行って、「結局何も変わらなかったわ~」とかって、それって旅の魅力に気付いてない。



日本にだって、素敵な景色はあるし、美味しいものもある。
ましてや問題意識を彷彿される光景だってまだまだたくさんあるんだ。

海外にいって、貧困問題に直面するまえに、
公園にいるホームレスのおじいさんのために何ができますか?
何をあなたはしていますか?

って。


日本特有の四季の楽しさ、美しさに感謝することができていますか?
日本の建築物の伝統的良さに気付けていますか?

って、日本でだって、きっと 海外で私たちが探しているようなトキメキに出逢える瞬間なんて
探したらいっぱいあると思う。


優しく、楽しくなるための日々。


けどさ、そういう事に気づけるのもまた「旅」の魅力なんだと思う。
私にとっては、旅って日常でもあり非日常でもある。
言ってしまえば、普段の生活のなかには楽しいことも辛いこともあるように、
旅も同じで、普段の生活の一部だと思ってる。

でも、そんななかでも、
刺激をたくさんもらって、そして時間に追われない生活をして、
自分ととことん向き合って。

だから1日中引きこもってるような日もあるんだよね。
それで夕方にフラっと出かけたりするの。

それで、旅先で自分が集めた、悶々としたものや葛藤を、
日本で落とし込んで、新たな起爆剤にするイメージ。


もちろん日本でもそれは得られるかもって、さっき言ったけど
自分にとったら海外で拾えるものが多いってだけだと思う。





なんだかんだ言ったけど、旅って最高に楽しい!!
その1言に尽きると思う。

日本じゃできないクレイジーなお祭りに参加したり、
真っ青な海で泳いだり
アニメに出てくるような建築物をみたり
教科書の世界に飛び込んでみたり
単純に、色んな人に会ったりするのって
本当にわくわくする。

ネタ作ってなんぼな人生だと自分は思っているから、だから、
自分は人に「旅」を勧めるのかもしれない。

だから私は「旅?とりあえず行ってみなよ!楽しいから!!!」
って、誰に対しても自信をもって言える。


お金なんてどうにでもなるから、
時間がある学生のうちにできる最高の贅沢だとも思ってる。