tavinaviを終えて | 優しく、楽しくなるための日々。

優しく、楽しくなるための日々。

毎日誰かを笑顔に
人の痛みが分かる人間に

2012年9月10日
こちらのイベントでMCをさせて頂きました!
tavinavi(http://tavinavi2012.sakura.ne.jp/tavinavi.html)

ゲストの方々には普段から仲良くしてもらっていたけど、
このメンツの「コラボ」や、
みんなが真剣に旅の魅力について語り合ってくれる機会はなかなかないもので、
ましてやジャーナリストの池上彰さん
MCといっても、対面でお話できる機会なんて滅多にないもので。

優しく、楽しくなるための日々。

いや、本当に素敵なイベントをありがとうございました
運営側、ゲストのみなさん、参加者のみなさん、あの素敵な空間創りに関わってくれた1人1人に
お礼を申し上げます。

旅はそんなに難しいものでもなくて、誰にでもできる
ということをメインに伝えて下さった、TABIPPOのしみなおさん、ルイスさん。

自分の大好きな人と世界一周して、
大好きな人と大好きな時間を共有する素晴らしさを伝えて下さった
スマイルアースのよっしー、IKIIKITRIPのかでさん。

「共感、共創、共有」の素晴らしさを、自分の起業を通して素直に体現していることを
踏まえた上で伝えて下さったTrippieceの言行。

本当にありがとうございました!!
(語弊があったらすいません。。。)

私目線で、池上さんの話を少し咀嚼して、伝えたいと思う。



池上さんは、ジャーナリストの人、真実を伝えようと翻弄している人のもつ信念や想いを
600人にむけて、限られた時間のなかで、代弁してくれたように思う。


ステレオタイプなものの見方をやめてください

彼はそう言った。

「今は1ドル365円もしないんです。世界を自分の目で見てください。」
池上さんの学生だった時代は、海外旅行がいくらしたくても、いくらお金を稼いだとしても
難しい時代だった。元々、海外志向といったそういう風潮もなかった。

現在の日本で生きているなかで、海外の情報は
SNSを通じていくらでも入ってくるという世の中になったように私は思う。

【知る】きっかけはいくらでも落ちている。
ただ、その情報を鵜呑みにしてもいいのか。
自分はどこから情報を得ているのか?

まず、【知る】ことの前に、私たちは偏った見方をしていないだろうか。

自分たちがもともともっている考え、どこから派生したものですか?

「ドイツで子ども向けの地図に、日本はゲイシャ、ニンジャとイメージが書かれている。
変だと思うでしょう?
でも皆さんはドイツやアフリカはどんなイメージですか?
ビールやソーセージにサファリでしょう?
そんなステレオタイプな見方をやめて下さい。」



そう。私たちは、意識していない部分が多すぎる。
意識せずに自分たちの狭い価値観のなかで物事を捉えようとすることが多すぎる。
「当たり前」を疑うことせず、自分たちが勝手に創り上げたイメージで物事を捉える。

加えて、あまりにも私たちは世界のことを知らない。
「コソボ紛争」「ダルフール紛争」・・
たとえ知っていたとしても、名前だけの人も多いのではないか?

世界でなにが起こっているのか。
なにが原因で人々は争っているのか。

いま、このあなたがこの記事を読んでいる時にも物事は絶えず進んでいる。


世界のことを知って欲しい。知ることで世界は動いていく。
世界が注目することで、そこの紛争が終わる。



まず、【知る】ことから始めて欲しい。
私にもこれは自戒。

そして、「知」を恐れないで欲しい。
知らないでいいことなんて、あるようにみえて、
そんなものあるわけないと私は思う。
世界の貧困事情から、恋人の浮気まで、

「ああ、知らなければ良かった。
この世には知らないでいいことがあるもんだ。」
私たちはそう思いがちだ。

けど、無知はただの怠惰である。
-知った上での取捨選択・判断-これを心がけたいと。

「知」には限界なんてなくて、
知れば知るほど深いなあと思えるのが物事の本質。




『自分から情報を取りに行く』
ということについて昔書いた記事があるので、合わせて読んで頂ければと思います( *`ω´)
http://ameblo.jp/yurachim-1225/entry-11257091809.html


素敵なイベントに関わることができて、少しでもその雰囲気創りに関われていたならば幸いです。
熱いスタッフと、熱いゲストと、熱い参加者で創るあの雰囲気。
大好きだなあ。