今日は母の日だね!!
ってことで、、
今日は私のお母さんの話でもしようかな。
私のおかーさんはね、20ぐらいで兄を産んで
兄が凄い難産でね、死に掛けたんだって。
そのときにね、膣の中に穴が開いてしまって
後の穴とつながっちゃって
その時の医療では治らなくて
前の穴から便が出るようになったんだと。
おかーさん、凄く美人だったんだけど
その時に女をほぼ諦めたらしくてね(当たり前だよなー)
んで姉妹が夫と子供を作ったりしちゃって
んで離婚しちゃって
まあまあ絶望して生きてたんだって。
そんで縁あって私の実の父と出会って
姉を産んだ時に
ずーーっと治らなかった膣の穴がね
その時の医療で簡単に治っちゃったんだって！
そんでうっかり私が出来てね
(作らない予定だったらしいｗ)
そして私の義父と出会ったのが確か36とかそのぐらい。
あ、昔から知ってたらしいんだけど
W不倫してね(笑)
んでその時おかーさんは思ったんだって。
どうせ死んだと思ってたんだから
人生に諦めてたんだから
せっかく女性として生まれ変われたんだから
好きなように生きたい！！
って。
そっから革新的に非常識な母が始まり(笑)
駆け落ちまがいに一緒になって
夜逃げだったり
急に店だしたり
借金しまくったり
引越しもしまくったし
姉いなくなったりね
そんで当時の義父も
まあまあイッてたから
喧嘩しておかーさんの骨おるし
物つぶしまくるし
もう散々なやつらだったんだけど(笑)
その当時は私は
なんて人たちだ、、、！！！(絶句)
って感じだったんだけど
だんだんね、大人になると
おかーさんの気持ちがちょっと分かるようになった。
だって20でよ、膣にそんな事があって
一生治らないって言われたら
そんで美人で、キラキラしてたら
絶望だなあ、、、って思う。
そんでうっかりそれが治ったら
私も、好きなように生きたい！って
絶対に思う。
子供振り回しても良いから
好きなように生きたい！って。
その気持ちに寄り添えるようになってから
義父のその時の気持ちに寄り添えるようになってから
なんかね、おかーさんに対するモヤモヤした気持ちも
おとーさんに対する嫌な気持ちも
全部なくなってったんだよね。
私が当時のおかーさんと同じ年になって
もし私がそうなったら？って考えるたびに
全部許せていったのね。
産まれる親は選べないし(選んでる、とかいうけど)
育つ環境も選べない。
その場所で育つしかないよね。
私は今、あの環境で産まれて、育ててもらって
ホントによかったなーと思う。
だって私が思う子育てのタブーは
｢姉妹を離さない事｣だけ(笑)
(離れた時めっちゃ寂しかったんよ)
他はなんでも出来る。
離婚ももちろん、夜遊びも
ご飯がてきとーでも
自分の事しか考えないこと
別に勉強が出来なくても
宿題してなくても
なーーんでもいいの。
私の母としての役割は
大きくさせて
楽しく生きてもらうだけ。
そんで、私が一番、私を楽しむこと。
明日死んでも後悔しない？とかは
私はなんかね、大げさすぎて
だって多分しなないし、、って思っちゃって
なんかリアルじゃないけど
あと一年後に
自分が女性として終わったらどうする？
って考えたりするのよ。
それこそおかーさんと同じことになったら？
目が見えなくなったら？
そんな事をたまに考える。
その時に
なるべく絶望度が少ない私でいたいな
そんな風にいきてたいなーと
私はおもうんだ。
今日は母の日だね。
みんなも
おかーさんってどうやって生きてきたのかな。って
思いをはせてみてね。
一人の人間としてお母さんを見た時に
また違った感謝が生まれるかもしれないよ。
じゃ、またね(^^)
