手足口病が出てきました | ゆら小児科クリニック院長のブログ

ゆら小児科クリニック院長のブログ

神戸市東灘区御影にある小児科・アレルギー科の”ゆら小児科クリニック”です。
アレルギー外来・予防接種外来・乳児健診外来・食物経口負荷試験外来があり、ネットによる予約システムを導入しています。

久しぶりの更新です。

 

サボっていた訳ではありませんアセアセ

 

昨年の秋頃までは新型コロナウイルスの流行により他の感染症が激減、皆さんにリアルタイムに役立つ情報がありませんでした。

 

また、新型コロナウイルスは新興感染症であり分からないことが多い、変異がどんどん進むためブログで情報提供してもすぐにその情報が古くなる可能性が高い。

 

そんな訳で、あえてブログの更新は控えていました。

 

 

子ども達でも昨年秋から新型コロナウイルスが大流行し現在に至ります。

 

 

なぜ、ブログを再開する気になったのかはてなマーク

 

 

右差し他の”通常の”感染症が流行るようになってきたから

 

ウイルスの特徴として特定のウイルスの大流行があると他のウイルスの流行が抑えられます。

 

新型コロナウイルスの流行により本来流行するウイルス(インフルエンザ、RSウイルスなど)の発生がほとんど見られませんでした。

 

しかし、アデノウイルス、ウイルス性胃腸炎、最近では夏の定番である手足口病の患者さんが増えてきました。

 

新型コロナウイルスは、その特徴が軽症化している状況を考えると、インフルエンザ・RSウイルス・手足口病などと同じ風邪の一つになりつつあるのではと考えています。

 

 

 

右差し南半球のオーストラリアでインフルエンザの流行が始まっている

 

インフルエンザは南半球から流行が始まり日本にやってきます。

 

昨年は世界的にほとんど流行しなかったのですが、今年は要注意です。

 

オーストラリアでは例年より流行が早く始まっているので日本でも秋頃から注意と考えており、当院では秋頃からは新型コロナウイルス・インフルエンザを同時に検査する抗原検査キットの使用を考えています。

 

 

インフルエンザの流行により新型コロナウイルスの流行が抑制されるかどうか?

 

わかりませんが、個人的には同時流行(インフル多コロナ少)するのでは?と警戒しています。

 

 

 

右差し開院10周年を迎えた

 

私事ですが、6月に開院10周年を迎えることができました。

 

患者の皆様や支えてくれた職員に心から感謝を申し上げます。

 

 

コロナ禍により自分が目指す診療が制限されてきました。

 

コロナが落ち着いてきていることもあり、これを期に改めてより良い医療を提供できるように精進します。

 

 

 

そんな訳で、ブログで提供できる話題も増えてくると思い久しぶりに更新した次第です。

 

また地道に更新していきます。

 

 

職員からのプレザント、ロゴ入りTシャツです。

 

時々、これを着て診療してます音譜