今年5月の出来事の備忘録です
GW後半家族旅行最終日
『京都伏見十石舟』に乗船するために最寄駅へ
その『中書島』という駅へ降りたのだけれども
こんな駅名知らなかった〜
文禄年間のこと中務少輔に任官していた脇坂安治が
宇治川の分流に囲まれた島に屋敷を建て住んだことで
『中書島』の名前が生まれたとのこと。
中務少輔の唐名が「中書」であったことから、
脇坂安治が中書(ちゅうじょう)さまと呼ばれ
その「中書さま」の住む屋敷の島という理由で
この辺りを『中書島』と呼ぶようになったとのこと
さて『十石舟』乗船の予約時間まで暇だったので
近くを散策と胃ことで『辨財天長建寺』へ
中国風の独特の山門(朱色の竜宮門)をくぐり中へ。
京都で御本尊が弁財天という寺はここしかないらしい
あまり立派ではなく一見荒れ寺のような感じがするも
結構、寺としての格は相当高いらしい
現世利益(げんぜりやく)のお寺で
政治家や有名人が結構祈願に行く人が多いらしいです☺
1699年(元禄12)伏見奉行の
建部内匠頭政宇(たけべたくみのかみまさのき)が
中書島開発の際に深草大亀谷の即成就院から
塔頭多聞院を分離して創建しました☺
前述の通り本尊の八臂弁財天は鎌倉時代後期の作
8本の腕を持ち音楽・財富・智恵・延命を司る弁天様
諸芸上達のご利益があるそうです🩷
秘仏とされ毎年元旦から15日間のみ開帳される。
脇仏は珍しい裸形弁財天。
境内にはマリア燈籠があってこれは江戸時代
キリシタン禁制時に造られた石燈籠でもともとは
この付近にあったお茶屋の隠れ座敷に置かれていた
燈籠の下部には聖母マリアが刻まれていて
当時キリシタンたちが隠れて祈りを捧げていたらしい
なんかお寺の人に氣にいられたのか
みっちりと
案内して頂きました😅
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