今年5月の出来事の備忘録です
京都観光で一生の内に1度で良いから
日本人としてを食べておくべきもの
その1つが『瓢亭』の《朝がゆ》だと僕は思います
普段朝食は必ず食べるものの少しの量しか食べない
家族を連れて朝食を食べに『瓢亭』さんへ
(夜の懐石料理じゃ僕が破産しちゃうからね~)
さてその『瓢亭』さんですが千利休の教えからの
和敬清寂を心とし、茶懐石を基礎とした料亭
400年以上にわたり南禅寺境内の門番所を兼ね
南禅寺総門外松林茶店(腰掛茶屋)として庵を結び
京料理を今日に伝えている名店ですよね
夜のお席は無理なのでせめて息子に雰囲気だけでも
感じて欲しいと思い《朝がゆ》を味わいました☺
《朝がゆ》は本館、別館でも食べることが可能ですが
お値段がかなり違います(@7590と@5445)
それでも本館で味あわせたかったのですが
本館での《朝かゆ》の提供は7月1日~8月31日のみ
今回は別館で味あわせて頂きました(*^^*)
夏は《鮎塩焼》が追加で注文できるので是非☺
ではこの日頂いたGW中の
《朝かゆ》を簡単にご紹介
まずテーブル席に座ると《梅湯》が提供されます
小梅と小さく切られた昆布が入ってます
《梅湯》は眠っていた胃腸を目覚めさせるだけでなく
免疫力アップや体温の上昇など身体に良いので
最初にこれを頂く事は理にかなっているのです(*^^*)
そして瓢箪形の三段の器とお皿に盛られたものが
お盆にのせられて提供されます✨
お皿に盛られていたのは《名物瓢亭玉子》
江戸時代の地誌『花洛名勝図会』では、
「瓢亭の煮抜玉子は近世の奇製なりとて、
酒客あまねくこれを食悦す」と絶賛されているとの事
もっとも《瓢亭玉子》は庭先で飼っていた鶏の玉子を
ゆがきいて客に振る舞ったのが評判となったのが
起源とも云われているそうです。
その他には《穴子寿司》《玉子焼き》《空豆》
そして《稚鮎?》田作りのようなものがありました
息子との会話に一生懸命で食材を聞き忘れた😨
瓢箪形の三段の器の一番下には
《白ずいき》《鯛の子》《かぼちゃ》《がんも》
《生麩揚げ》どれもが上品でありながらも
しっかりとした味がつけられていて美味しい(*^^*)
真ん中の器には《鯛のほぐし身》《もずく酢》と
酢の物仕立てとなっています。
酢は強すぎず出汁の旨味と酢の旨味が食材の旨味と
三位一体となって美味しかった☺
1番上の器は《よもぎ豆腐》
まったりとした口当たりによもぎの爽やかさが
感じられ流石は秀逸でした
椀物は《豆腐と青海苔のすまし》
しっかりとした出汁の旨さが引き立つすましに
豆腐と青海苔の味わいがとても良かったです
さていよいよ《朝粥》です\(^o^)/
濃厚な鰹出汁の葛餡をたっぷりと粥にかけて頂く
メチャメチャ美味しい〜好きなんですよね
漫画『美味しんぼ』で存在をしってから
僕も真似て何度も作りましたが流石は本家
やっぱり素晴らしいです(*^^*)
京都を満喫出来る素晴らしい朝食でした☺
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