今年３月の出来事の備忘録です
何故か無性にこのレストランの料理が食べたくなる
僕にとっての食の原点となるお店の1つである
子供の頃に菩提寺の墓参りの後に
何度か当時の家長である祖母に連れられて家族で来た
その頃は子供でもドレスコードが厳しくて上着は必須
まだ２代目小川順氏がご存命の時代です✨
僕がタンシチューや食用カエル🐸を初めて食べたのも
この『代官山小川軒』だ…鶏肉と家族に騙され（笑）
僕にとっては郷愁がとてもある特別なお店である🩷
そんな『代官山小川軒』さんですが
元々は1905年に
東京・汐留に西洋料理店として小川鉄五郎氏が創業。
その後新橋に移転してシチューやビフテキやカレー等
所謂「横浜洋食」で大人気店となる。
２代目小川順氏の時代に本格的フランス料理店となり
藤原ステーキ、小皿料理が看板メニューとなる。
当時の渋谷村には本格的な西欧料理店がなかった事で
東急の五島家に恋われて1964年代官山に移転した
その最初のお客は作家の志賀直哉氏だったとのこと。
以来歴代の殆どの首相や勝新太郎など往年の大スター
そして僕の尊敬する今東光などの著名作家が通う
今もお店に伺うとその客層の素晴らしさは肌で感じる
たぶんジーンズやトレーナーで伺うのは僕くらい…
ドレスコード時代を知ってる僕はケシカラン奴ですが
札幌や東京から帰省で直行するので…ゴメンなさい🙏
ちなみにその２代目小川順氏が亡きあと
息子さん三人がそれぞれ
長男:忠貞氏が代官山小川軒(レストラン)
次男:摩樹夫氏が目黒小川軒(洋菓子)
三男:洋氏が御茶ノ水小川軒(レストラン)を
それぞれ引き継ぎ、または開店し今に至ります☺
さて今年初めての『代官山小川軒』さん訪問です♥
《シャンピニオン》
定番のキノコ型パン（生地はパケットとほぼ同じ）
カサの部分と下の丸い部分の食感が全く違う
カサの部分はカリッとしていて香ばしく、
丸い部分はクラム部分がたっぷりとあって美味しい
OGAWAKENのネームが入ったバター入れも好き♥
《半熟卵 トリュフ》
白身はしっかりキミはトロッとした半熟卵
これに角切りのトリュフを合わされます🎵
黄身の濃厚な旨味と甘さに
トリュフの香りが加わり
思わず嬉しくなる一品です☺
《ヒラメのお刺身》
小川軒に受け継がれる絶品の ドレッシング は
自家製マヨネーズをベースに梅酢、醤油、
レモン汁などともにマスタードが入って
パンチが効いてこれにヒラメの刺し身が和えられる
これがなんとも云えずメチャメチャ美味しいのだ😋🍴
《帆立貝柱のマリネ》
強く一氣に火入れした帆立貝柱をマリネしたものに
ソースは帆立貝の紐の部分の出汁
そこにマヨネーズをベースにサフランなどを合わせる
まるで燻製したような風味と味わいで美味しいのだ
《太刀魚のグリル》
太刀魚って本当に美味しい魚だなぁ〜って思います
目覚めたのはお寿司屋さんで
食べてからかな～
ここでは太刀魚をグリルしたものを
粒マスタードをベースとしたソースで頂きます(*^^*)
《車海老フライ》
本当は頭と尻尾は残すのかもしれないけど
僕は全部丸ごと食べちゃうんです☺
サクッとして甘みと旨味ががちゃんとして
そこにタルタルの酸味と旨味が合うんですよね
そしてこのタルタルは一般的なタルタルと違いますね
しっかりとしたタルタルはそれだけ食べても旨いです
《コーンポタージュスープ》
スープ大好き人間にとって嬉しいスープ
とにかく甘くて風味が豊かで飲むと思わず笑顔に
なってしまうようなスープです
《ビーフシチュー》
通常は《ミニッツステーキ》なんだけど
《ビーフシチュー》が食べたくて変更して頂きました
このデミグラスソースがご飯に合う合う美味也
洋辛子を付けて食べるって言うの洋食屋さんならでは
これがメチャメチャ良いんだよね🩷
《サラダ》
一見味がついていないのかなと思えるレタスサラダ
代官山小川軒ではこのサラダが出来て初めて一人前
レタスの最初の上の方の葉は使わず、
中の美味しい
その部分だけを使っているから食感が違う
そして絶妙にドレッシングが絡んでいて旨いのだ
《口直し》
苺のシャーベットも甘さ控えめ苺感たっぷり
苺のシャーベットも甘さ控えめ苺感たっぷり
《デザート》
清見オレンジのババロア
メチャメチャ糖度の高いミカン🍊が
フレッシュ感があってツルンと入るデザートは
僕の好みだしとても良かったです
《ハーブティー》
〆の飲み物はハーブティー
そして小菓子はチーズケーキでした(*^^*)
今回も『代官山小川軒』ならではの美味しいお料理
堪能させて頂きました＼(^o^)／
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