黒砂糖《さとねり》と自炊飯《イサキの煮付け》 | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

 
 
 
昨年12月の出来事の備忘録です
 
日南の風物詩《さとねり》超激レアの黒砂糖
 
毎年この時期に2日間程度しか作られない貴重なもの
 
昨年は買うことができす
 
今年はなんとか買うことが出来ました
 
 
 
 
 
 
 
夜通しで作られる《さとねり》は
 
日南市内のスーパー等で買うことができますが
 
本当に瞬殺で数日で売れ切れます
 
この《さとねり》は江戸時代から日南市で
 
サトウキビから作られる江戸時代からの
 
黒砂糖の伝統製法
 
 
 
 
 
 
 
 
明治時代には宮崎県内のサトウキビの9割を生産し
 
30軒もあった製糖組合も輸入砂糖と白砂糖の台頭で
 
黒砂糖の需要は減少し続けて
 
今ではこの《さとねり》を作る
 
風田製糖組合だけが昔ながらの黒砂糖作りを継承
 
 
 
 
 
 
 
この《さとねり》は前述の通り夜通し作業で
 
肉体労働のため今では組合員と地元住民の約10人が
 
2日間のみ作ります
 
収穫したサトウキビを搾汁機で
 
350㌔から220㍑の汁を絞り
 
これを煮詰めてアクと不純物を取るのだそうです
 
でもこれを取るタイミングが難しいらしいです
 
そして釜に貝殻で作った灰を入れ、それを沸騰させて
 
細かな不純物を灰にくっつかせ取り除くようです
 
そして煮詰めてこれを竹の棒でかき混ぜて練り上げる
 
それが由来で《さとねり》というのだそう
 
 
 
 
 
 
 
最終的に30㌔程度の黒砂糖となり販売される
 
貴重なもの
 
そのまま食べると柔らかな甘さがとても美味しい♥
 
僕は白砂糖は基本的に使わないので住まいにあるのは
 
元々黒糖のみなのです(*^^*)
 
もちろん料理に使うのも黒糖のみなのです☺
 
 
 
 
 
 
 
 
さっそく自炊で《イサキの煮付け》を
 
作ってみました~(^o^)
 
僕の魚の煮付けは甘辛く濃く作るのが好みです♥
 
 
 
 
 
 
 
 
メチャメチャ美味しくできちゃった~
 
自画自賛(笑)
 
濃くがあり甘みが柔らかく穏やかで美味しかった♥
 
 
 
 
 
 
 
 
《さとねり》ハマっちゃいそうです\(^o^)/
 
 
 
追記 日南市で餅に包み込んで食べるのが定番との事
 
 
 
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