未だ昨年10月の備忘録を書いている最中ですが
たまにはリアルタイム記事を書きます
1級フードアナリストとして市場リサーチは必須です
今回ちょっと面白い発見をしたので
リポートしたいなぁ~と思います
今回紹介させて頂くのは
「GATEAU FESTA HARADA」(ガトーフェスタハラダ)さん
(↑クリックすると過去ブログへ)
「GATEAU FESTA HARADA」の前身
和菓子店「松雪堂」は1901年高崎に創業
太平洋戦争の原材料の調達が困難なことから
1946年終戦後の食糧統制下にあったパン製造を開始
「新町製菓製パン有限会社」として法人化
その後バブル崩壊の影響もあり需要低迷
1997年から3期連続の赤字となり経営危機に陥る
その転機となったのが2000年余剰となったパンをラスクとして加工し
「グーテ・デ・ロワ」という名前で販売開始
これが大ヒット商品になるのです
2003年今の社名を「株式会社原田」としています
その「GATEAU FESTA HARADA」さんの
救世主となった「グーテ・デ・ロワ」
誕生して20周年となるのです
それを記念して3月下旬まで期間限定で発売されたのが
(↑ クリックすると「GATEAU FESTA HARADA」さんHPへ)
これはガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」生誕20周年を記念して
大庭大介氏や鬼頭健吾氏そして小金沢健人氏3名の
現代美術作家による個々の絵画作品画像を
凸版印刷さんのテクノロジーでランダムに拡大縮小し
更にトリミングしたものを3000パターン駆使してデジタルプリントされた
「絵画」の持つ色彩やタッチそして質感などを鑑賞することをコンセプトに誕生した
特別な「グーテ・デ・ロワ」のパッケージ商品なのです
ここで注目すべきは
凸版印刷さんの名前が前面に出てくること
もちろん凸版印刷さんのパーケージング事業は
素晴らしいものがあるのは確かなことですが
この商品は凸版印刷さんの宣伝用の商品でもなく
れっきとした「GATEAU FESTA HARADA」の商品
しかも
その「GATEAU FESTA HARADA」さんにとって
看板商品であり社業の救世主でもある
ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」の生誕20周年に
こんなに大きく「TOPPAN」の文字が入っているなんて
こんなことはかつてあったでしょうか?
すごく画期的なことだと思うんです
よっぽど「GATEAU FESTA HARADA」さんと
凸版印刷さんの営業さんとの信頼関係があるんですネ
そうでなければ実現しないことですよネ
なんかそんな人間味がある取引関係が築けるなんて
素晴らしいことだなぁ~と思い今日この記事を書いてみました
しかし「GATEAU FESTA HARADA」の
ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」って
本当に美味しいですよネ
なんか素朴なホットする味が大好きです
折角のことなので
是非「アートで祝う、ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」生誕20周年」
記念パーッケージ商品買って食べてみて下さいネ