3月の出来事です
心友と初めて伺い感動した素晴らしいお料理を頂いた
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僕が「sincere (シンシア)」さんに心酔するのは
その素晴らしい美味しい料理だけではありません
石井真介シェフの食に対する取り組みに賛同するからです
料理人は美味しい料理だけを作っていれば良いというだけではなく
その美味しい安全な食材を未来の子供達に残してやりたいという
心意気や料理界の暗の部分を改革していきたいという活動に
本当に感動するものがあるからです
この日は兄の還暦のお祝いをするために予約しました
なのに当日肝心の兄が片頭痛で寝込んでしまい
どうしようもなく。。。
代打で母を誘って伺いました
最初は<鮑>
僕は鮑が大好物
更に鮑が好きな母は最初から大喜び
え~今日は代打なのに。。。良かったネ
鮑の肝のフランに
鮑の身
その上に昆布のジュレ
彩にペンタス
美味しいです
アミューズより
<サクラマスのクレープ包み >
ナスタチウムの葉って食べられるんですネ
その上にサクラマスの卵
美味しいです
サクラマスも最近乱獲を心配される魚のようなので
北海道に住む僕らもなんとかしないといけないです
アミューズより
<パテ・ド・カンパーニュ>
パイ生地と一緒に食べると
サクッとそして旨みが
口一杯に広がって好き
アミューズより
<菜の花とシラスのタブレ>
菜の花の微かな苦味
それが逆に全体の味を膨らませる
アクセントになっていて美味しいのです
<尻丸海老>
本当にお尻が丸まってる~
水深が深い場所にいる幻の海老だそうです
旨みと甘みの濃い海老で美味しかった~
米粉のアラレの食感もNice
あら可愛らしい
料理というのは舌で味を感じるのは3~4%
誰と一緒にどんな気持ちで食べてるかというのが味わいの大きな要素
そして盛り付けや色彩などの味の要素をかなり占める部分
僕にとっては心友と食べてる食事がいつも最高なんですけどネ
料理におけるこのような遊び心は大好きだし大切な部分だと思います
これは中に無花果とフォアグラが入っていて
メチャメチャ美味しい
フォアグラと果物って相性が良いのですよネ
無花果は抗菌化作用がもの凄く強い果物で
身体にもの凄く良いし大好きな食べ物なので嬉しい
<初鰹とゴルゴンゾーラソース>
”前田さんもち鰹”というのだそうです
そうですTV『情熱大陸」でも取り上げられた
前田さんのもち鰹は脂の乗りと温度まで考えて
魚を捌いているそうです
静岡県浜松で有名な遠州灘沖の近海で揚がった鰹で
締めて死後硬直の始まる5時間程度までの間に食べるもの
その鰹とゴルゴンゾーラソース
この取り合わせ初めて食べたけど
合うんだ~
美味しい~
鰹はどうしても血合があるので味に臭みが若干残る
それを生姜醤油やニンニクで打ち消して
鰹の旨みを引き出して食べたり
時には邪道だけどマヨネーズを掛けて臭みを包み込んでしまったり
でもこの料理は臭みのある食材
鰹とゴルゴンゾーラを組み合わせることで両方の臭みを打ち消し
旨みだけを相乗効果で引き出しているのが素晴らしい
<髭鱈 蛤 筍>
蛤のエキスに
バターソースがあいまって
そして各食材の食感のコントラストが
メチャメチャGood
美味しかった
「sincere (シンシア)」と云えば
この料理を思い出す人が多いですよネ
石井真介シェフのスペシャリテ
<パイ包み焼き>
鯛焼きが正解かな
でも中身は鱸(すずき)なんです
和食にも鱸の旨みを身に閉じ込める料理に
奉書焼きと云うのがありますよネ
メインは
<静岡県産雌牛>
柔らかい~
ジューシー
白ニンジンムースソースが優しくて
たらの芽などの山菜の苦味が
味全体を引き締め纏めてくれている
そうそう「sincere (シンシア)」さんのパンも
毎回楽しみなんですよネ
色々なパンが楽しめるのが
美味しいし嬉しいです
<鰯とフォアグラソテー>
1番人気なんじゃないでしょうか
葉山椒が全体を引き締め纏めて
上手にアクセントとなっているんです
美味しかった~