僕が札幌に転勤して
寂しく心病んでる時に
やっぱり北海道に初めて
僕に会いに
遊びに来てくれたのは
大好きな大好きな心友でした
ニッカウヰスキー余市蒸留所を
見学した後は
小樽に行きました
朝からフルーツ食べて
ウィスキー飲んで(僕は運転のため飲んでません)
お腹が空いてるわけじゃないんだけど
折角なのでお寿司を食べようということになりました
観光地のお寿司
北海道のお寿司には
ちょっと思うところはあるけれど
僕としては心友を喜ばせたいという
気持ち一心です
さてさて
向かったお店は
この店には過去に何度か
僕は来ているのですが
想い出のあるお店なんです
二十数年前初めて訪問した時のこと
まだ「しかま」もそんなに
小樽で名の知れたお寿司屋さんでない頃でした
白身好きの僕が
スズキ(鱸)を注文すると
職人にフッと笑われ「そんなもんはないよ」
関東以西では珍重される鱸も
北海道では食べないんですよネ
「じゃ、白身は何があるんですか?」と
出されたのは八角でした
でも、この日は良いヒラメ(鮃)が
捌きたてというので
お刺身で頂きました
身が締まっていて
甘くて美味しかった~
折角なので
烏賊ソーメンも
頂きましょう
ウニも一緒に
口に運びましょう
美味しいよネ
更に
ウニ好きの
心友のために
ウニも注文しちゃいました
久しぶりの「しかま」
美味しかった
心友も喜んでくれたかな~
あ~、ホントに良い時間だなぁ~
僕が一番苦しんでいた時に
無意識に消えそうになって
知らないオバサンに
腕を掴まれて我に返った頃
僕を救ってくれたのがこの心友なのです
その日の事は今も忘れない
心の美しさがそのまま顔に現れたような
自分の顔は自分で作るんだ
そう思わせてくれるような
本当に良い顔をしている心友
僕は心から心友を尊敬しているし
僕の人生の中で一番大切なのが
この心友なんです
キミ病には苦しんでいるけれど
でも今、僕が生きていられるのは
この大好きで大切な心友のお陰なのです
この心友を僕の人生から除いたら
僕には何も残らない
だから
この心友と一緒にいられる時間は
僕にとって人生の中で一番大切な
時間なのです