1年前にフードアナリストの師匠に
お誘いを受けて伺わせて頂いた
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その時に釜谷シェフを紹介して頂いて
「釜谷シェフの料理を食べにきますね」
と約束してから、それを果してませんでした
お愛想とか口約束は嫌ですよネ
それと実はこのBlogの検索ワードの上位に
いつも釜谷シェフの名前があるのです
ということもあり、ずっと来たかったのですが
タイミングとか誰と行くかとかあり
なかなか行くことができませんでした
そうこうしている間に転勤の内示
今年88歳になる父が
家族で食事に行こうと誘ってくれたので
迷わず「南部亭」を指定
母が予約をすると
子どもは中学生以上と・・・
スミマセン
こういう時にご縁を利用させて頂いちゃいました
「息子はレストラン慣れているので
ご迷惑をお掛けすることはないので・・・」
ということで、無理を言いまして
漸く念願叶いまして
「南部亭」にお邪魔して参りました
都新聞(現:東京新聞)の記者であった父は
「ここ昔は蕎麦屋だったような気がするなぁ~」
流石です
はい、その通り
昔は「北海そば料亭”新平”」でした
今の建物で昭和30年に新装開店し、
その後、フレンチレストランに業態変更して
30年を迎えております
バターのほかに
オリーブ、オリーブオイルや魚等のリエット
こういうの大好きです
パーティーの時にも思ったのですが
釜谷シェフの作るパン
美味しんですよネ
自家製紫いものパンに
塗って食べると
美味しい~
ちょっとしたアミューズですが
スープを吸った冬瓜に
炙った烏賊
柔らかく気品のある一品
細やかな気遣いが感じられました
美味しい~
ちっちゃい
ジュンサイの入ったコンソメスープ
こういうの嬉しいですよネ
<スズキとサマートリュフとブロッコリーのプレッセ>
クスクスの上に乗せられた
スズキ
上の野菜を取ると
この詰められた
ブロッコリーが
なんとも言えず美味しい
いい塩梅
本当に良い塩味でした
今日は
いつもと違って
僕もよゐこです
お酒も
このミモザ一杯のみ
父の前では
よゐこです
息子はまだ小学校3年生で
食が細いので
この日のフルコースを独りで食べきるのは
ちょっと無理
ということもあり
僕が1.5人前を食す
太るな~
でも釜谷シェフの料理を
色々と楽しめて
<ブーダンノワール 新しいスタイルで>
僕はどちらかというと
苦手なんだけど
これが
美味しかった~
全然臭みもクセも感じさせず
パイでミルフィユのように
挟まれていて
そして
これですよ
24時間キミのことを考えている
僕には不可欠です
これがいいんです
一緒に食べると
最高に美味い
甘く優しい卵の黄身が
ブーダンノワールを
包み込むような感じで
口の中で融合して
相乗効果がある
やっぱりキミは偉大です
息子や父が食べたのは
<ウニのヴルーテ、帆立貝のムースとウニとトリュフ>
これは本当に優しいお味
ソースはメインの素材の邪魔をしないように
ちょっと味付けを薄目にしてあって
帆立のムース等と食べると
本当に丁度いい
これは父が家に帰ってからも
美味しかった~と言っていた一品でした
<ファンネル香る コチのポアレ>
火入れも丁度よく
美味しい
本日のメインのお肉は
<牛フィレ肉のポワレ
フォアグラと万願唐辛子>
お肉も柔らかくて
大好きなフォアグラ
甘い中に僅かな酸味のソース
そこに万願唐辛子の苦味
ほどよい、その感じが良かったです
お腹一杯だったんだけど
こんな素晴らしい
フロマージュみちゃったらネ
食いしん坊の僕は
我慢できないよネ
意地汚くて
ゴメンナサイ
でも
美味しかった~
チーズもシェフが
手を加えて熟成させているものもあり
チーズ好きには堪らない
レストランです
最後まで
美味しいく
大満足のディナーでした
久しぶりに父と
ゆっくり
親子三代で一緒に
食事できたのも
良かった~