小さな町の小さなお寺のお坊さん
http://ameblo.jp/jishoji2525/
望月泰彦著「そのままで大丈夫」から
紹介したいと思います。
世の中には、性格の悪い人というのが存在します。
自分本位な振る舞いをしたり、
人を傷つける言葉を平気で言ったり、
意地の悪いことをわざとしたり・・・・・・・。
学校で、職場で、嫌な思いをされている方も、
少なくないのではないでしょうか。
かくいう私もこれまで、
さんざん嫌な思いを強いられてきた一人です。
しかし、その人の性格が、
突然いい人に変わるわけではありません。
自分も自分の性格を、簡単には直せないように、
他人も、性格を変えることは難しいのです。
かといって、
その性格の悪い人と仲良くなれるわけもありません。
どうすることもできないのでしょうか？
そういう人とも、嫌々つきあっていくしかないのでしょうか？
よく、
相手が変わらないなら、
自分を変えるしかない
という言葉を耳にしますが、
いったい自分をどう変えていけばいいのか？
それは、
そういう人の言動が、
気にならない自分になればいい
と思うのです。
つまり、
相手と同じ土俵にいるから、
嫌な思いをしてしまうのです。
その人が、一人で勝手に相撲を取るぶんには
こちらはただ、高見の見物していればいいわけです。
ようするに、自分が相手よりも、
精神的に大人になってしまえばＯＫなわけです。
それにはコツが必要です。
私はこれを、
自分の中の気にならないスイッチをＯＮにする
と呼んでいます。
性格の悪い人を相手に、嫌な思いをしそうになったとき、
私は、あるふたつの言葉を、自分に言いきかせて、
気に入らないスイッチをＯＮしています。
それは何かというと・・・・・・・。
「この人のために悩んだら、時間がもったいない」
と、
「こういう人にだけはならないように気をつけよう」
という言葉です。
この言葉を心の中でささやくと、一瞬にして、
気にならないスイッチがＯＮに入ります。
世の中には、歳だけは重ねても、
精神年齢の低い人が、残念ながらたくさんいます！
ようするに、そういう人は、
まだ子供なのですから、
こちらが相手と同じレベルで、つきあう必要もないのです！
そういう人には、
このふたつの言葉を自分に言い聞かせて、
大人の対応をしちゃいましょう。
「この人のために悩んだら、時間がもったいない」
「こういう人にだけはならないように気をつけよう」
嫌な思いをしそうになったら
気にならないスイッチをＯＮ
世の中、意地の悪い人ってけっこういますが、
そういう人の心って、結局不幸なんですよね。
この文章を読んで僕は実は共感できる部分と
できない部分があります。
でも、
僕自身、人間関係の悩みの中で、
一方的に解釈され、直接の会話さえ断絶された上に、
その一方的な解釈、自分に不利なことは言わずに
ビックリするような悪口を、僕がいないところで言われてきました。
アンフェアだ！
嫌なことがあるのなら、本人に言えばいいこと。
いい大人なんだから、周りを巻き込まず、会話をすればいいこと。
しかも、自分に自信があるからなのか、
一方的に仲間内から排除させる行為もされました。
だた、これは僕に人徳が無く、その人に会いたいという人が
集まるだけのことですから、僕は自分の魅力の無さを
空しく、悔しく感じるだけの事。
ただ前述の本の紹介の最後に書かれている
そういう人の心って、結局不幸なんですよね
この言葉には深く共感するのです。
僕は、そういう人を悲しい人と呼んでます。
人の心が判らない、悲しい人。
自己中心的な、自分勝手な、大人になれない悲しい人。
でもね、僕は、そんな悲しい人が、
僕の周りには絶対にいるはずがないと思っている。
いや思いたい。信じたい。
僕の出会った人は皆、素晴らしい人と思いたい。
悲しい人ではなく、寂しい人。
僕は周りにいる人、すべてに少しでも幸せになって欲しい。
だから寂しい人を、そのままにしてはおけない。
そんなのお前に関係ない、お節介なこと、大きなお世話・・・
判っている。
でも、僕はそれでも
絶対に心の不幸な人のままにさせたくない！
僕の願いは、そういう人が、
大切な事に気付いて、
心が清らかに、豊かに、
そして幸せになって欲しいという素直な気持ちしかない。
なぜなら、僕が人生の中で知りえた大切な大切な人の一人だから・・・。
