伝えたい、大切なこころ ~小さな町の小さなお寺のお坊さんのブログ

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なんの取り柄のない不器用な人間ですが、このブログを通じて 大切なこころを一生懸命 伝えていきたいと思っています! 皆さんからのコメントを日々の励みにしています!


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【プチ法話①】

桃栗三年 柿八年  

(日本のことわざ) 


種を植えて、わずか数ヶ月で

実を結ぶ作物もあれば、    

何年も 何年も 年月をかけて、  

やがて見事な実を結ぶ作物もあります。

人生も しかりです。  

すぐに よい結果が出なくても、

決して くじけないで下さい。



 

 




【プチ法話②】

空(カラ)の缶は うるさい。  

(フィリピンのことわざ)

 

とかく 中身のない薄っぺらい人間ほど、

 他人に対して、口うるさいものです。    

気にせず、聞き流しましょう



 



 

【プチ法話③】

土地が よければ、道路が悪い。  

国が よければ、人が悪い。

(デンマークのことわざ)

 
全部が全部、

満たされているなどということは、  

この世には存在しません

物事には必ず、  

プラス面とマイナス面の両方が

存在するからです。  

プラス面だけみて、

浮かれては ならないし、

マイナス面だけみて、

嘆いては なりませんよね。

 

 

 



【プチ法話④】

ほしいままに食わせた馬は、  

どうにも手に おえない。

(イスラエルのことわざ)



自分の欲しいモノが何でも手に入る人生が、

幸せかというと・・・、  

決して、そんなことは ありません。  

自分の欲望を満たすだけの人生は、  

どんどん  自分自身を わがままに していき、

結局、いつまでたっても、

満たされることはない

からです。






【プチ法話⑤】

濡れている者は、雨を恐れない。  

裸の者は、盗賊を恐れない。

(ロシアのことわざ)


何かを失った時、人は、

一時期、気持ちが沈むかもしれません。  

しかし、もうこれ以上 失うモノが無くなると、

人は 執着から離れ、心が軽くなり、    

恐れるものが無くなる ともいえるのです。