パパはアフリカン・マリ共和国人 虎家の日記 -11ページ目

パパはアフリカン・マリ共和国人 虎家の日記

2010年に上海で出会い、2013年3月に東京で国際結婚、7月長男AD、2015年9月長女LEO、2017年10月次女MAI誕生。
アフリカ・マリの文化や国際結婚ならではのエピソード、
お茶目なパパ・ISの事、三児の子育て、YunのアレコレBlog。
2020年11月に東京→愛知県へ引越。

朝、4階の鳩小屋へ行ってみる。

鳩のベビーが数羽。

子供達超真剣。末っ子MAIは一番の動物好き。マリではロバ、馬、牛、羊、ヤギ、を頻繁に見かける。その度大興奮。

主人の親戚達の店が沢山ある民芸品市場へ。

路地にお店がいっぱい。

 

長兄のお店で、今日案内してくれたISパパのイトコさんと。

雰囲気のあるのがいっぱい。

左側、おじちゃんも脚上げて寝てる。。。

道端でビーズアクセサリーを作っていたり、シルバーをバーナーで加工していたり、木を削って作っていたり、革をなめしていたり、絵を描いていたり、、、沢山の手仕事を見ることが出来ました。

 

でも、子供達ベタベタ触っちゃうし、常に冷や冷や滝汗

道端に椅子が沢山置いてあって、暑いし疲れるし、、、いろんな所で「イスギ!(ここに座って)」って沢山言ってくれる。これは親戚に限らず、いろんな所で。子連れには皆優しかった。

この通りは半分が親戚の店。主人の親戚の多くは、このような民税品の商人一族。

沢山歩き回り、LEO爆睡。

AD君お土産をパパにおねだりしたり。

MAIちゃんも爆睡。

14時になり、空腹も限界。現地のレストランは子供達からするとハードル高いので、ニジェール川を渡ってお友達おススメのレストラン、アマンディーヌへ。FAST-FOODとある。車を停めるなり、スタッフがドアを開け、子供達をジープから降ろすのを手伝ってくれ、恭しく案内してくれ、何だかハイソな感じ。

入口早々にアイスクリーム。

ケーキ―にクッキー、

ドーナツにパンなど。お子様大興奮。

人気店の様で、中々にぎわっていた。

ビュッフェもやっていたみたいだけど、丁度終わった様で片付けていた。

スパゲティ・ボロネーゼとフライドポテトとオムライスみたいなのと果物ジュースを注文。

 

テレビもあり、クーラーも効いていて、子供達はしゃぐはしゃぐ。

はしゃぎ過ぎて、MAIちゃん、ウ〇チをしてしまう。

しかしこの日、いつもは忘れずオムツセットを持っていたのに、この日に限って持ち忘れてしまっていた。。。

 

しかもMAIちゃんはちょっと神経質で、ウ〇チ出るとすぐに換えないと泣いちゃうタイプ。

AD君は気にせず、全然オムツ換えしてくれないタイプでしたが、、、

 

グズるMAIを見て、イトコさんがオムツを買いに行ってくれた。

なんと驚く速さの5分程で、オムツ二枚を買ってきてくれた。

マリのオムツ大量に買ってきてくれたら、それはそれでちょっと、、、と思っていたら、小分けもあったのね。

動物のイラスト入りのオムツでMAIちゃん大喜び。本当に助かりました笑い泣き

 

が、FAST-FOODと書いてあるくせに、料理出てくるのがメチャメチャ遅い。

やっとこさ出てきたジュース、全部搾りたてのフレッシュジュースでした。WOW口笛

 

ところが、、、喜んだのも束の間、はしゃぎ過ぎてLEOとAD君、立て続けにジュースこぼして半分に。。。

もう、母ちゃん恥ずかしすぎる!!!

スパゲティとオムライス、、、全部ちゃんと手作り感があって、ISパパもチャーハン美味しかったと満足気でした。

折角なので、食後にアイスクリームを注文。

 

ところが、、、待てど暮らせど、アイスクリーム出てこない。スタッフ沢山いるし、特別混んでる様子もないし、カップに入れて運ぶだけなのに15分程放置。この後また他の市場に行く予定だったので、主人も2回も「早くして」と頼んだのに、それでも出てこない。

 

主人、珍しくとうとう限界に達し、「もうキャンセルして帰る」と言いに行ったら、やっとこさ出てきた。

別にデコレーションされてることもなく、カップに入ったアイス3つ。なんでそんなに遅いんだよ~!!

子供達、取り合い押し合い、争奪戦を繰り返しながら完食。

 

別の市場へ向かう。

色んな物が、ゴミと共に。てか、こちらの人はポイ捨てが基本。至る所がゴミだらけ。

 

ジャンベ屋さん。

マスク屋さん。

アクセサリーや木彫りや革の鞄やサンダルなど、、、

 

パパは仕事用品を購入。その間、お子さん達は、、、

ずっと猫を追いかけ回しておりました。

生まれてすぐのおっぱい飲んでる子猫がいたりで、しかも親猫も人間慣れしており全然触っても怒らない。

 

考えたら日本で近所に猫いるけど、近づくとすぐに逃げるし触らせてもらった事ない。子供達は猫を追いかけ回し、店主に「そんなに猫がいいなら、売ってあげる」と言われちゃいました笑い泣き

真っ暗になるまでウロウロして、帰宅しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝起きて下へ行ったら、大きな窯が。

結婚式で使ったイベント用大人数調理用で、親戚中で使い合っており、どっかで保管している。これから返すところ。そういうの、親戚多いと便利ですよね。

 

LEOさん、アフリカンドレス気に入って、昨日と同じだけど着るらしい。やはり女子ですふんわりリボンハイヒールハット

 

今日の朝ご飯はポテトのフライとチキン。

コチラの人は基本的に手で食べる。子供達も大分慣れてきた。

食前・食後には、このようなプラスティックのヤカンの水で手を洗う。

長兄の家のベランダから。すぐ横には先日の結婚式会場の通りがあり、その隣の家々も親戚の家。

滞在中、ちょこちょこ挨拶に行っている。

 

家を出てすぐ話しかけられた。とにかくみーんな親戚。そして遭遇する度に、長い長い挨拶。

 

マリの挨拶、決まり文句があって、会う度、電話する度にそれを言わなきゃならずで、イライラすることがよくある。

隣に主人や子供達も一緒にいるのに、昨日も会ったのに、

「ご主人は元気ですか?子供達は元気ですか?最近どうですか?問題はありませんか?全て順調ですか?、、、、、」みたいな。

主人が挨拶中、いつも会ってる人だし、急いでいたので横から話しかけたら「今まだ挨拶の途中だよムキー」って怒られたことがある。

 

隣エリアの親戚に赤ちゃんが生まれたので、挨拶に行った。

昨日の夜23時ごろに生まれ、今朝帰ってきたらしい。

生後24時間も経っていない母とベビーがすぐここにゲッソリ

 

「三人目だし、陣痛来てすぐに産まれた」って元気そうで、目の前でおっぱいチュパチュパ飲んでた。それなら良いのですが!

女の子で、「名前は?」って聞いたら、マリでは産後7日目の「命名式」で初めて親戚一同に名前を公表してパーティをする。それまで秘密だそうな。そして、一旦ベビーの髪の毛を全部剃る。生まれる前の髪の毛は不浄、とされており、リセットするらしい。

私達も命名式に参加できるか?って期待して聞いたら、帰国予定日の翌日だそうで、残念ながら参加できずえーん

 

洗い物をするお母さんと、子供達。

このお母さんも、子供10人いるらしい。

 

子供達が集まってきた。

皆親戚の子。

AD君とほぼ変わらないくらいの子が、おんぶしてる。小さな頃から、兄弟の面倒をよく見る。

 

午前中は、ISパパ用事があるとのことで、子供達と待つ。

日本から持ってきたシャボン玉をみんなでする。

やったこと無かったみたいで、かなり喜んでくれた。

もっと沢山持って来るべきでした。争奪戦が始まり、奪い合ってシャボン玉液がこぼれてしまったり。

 

それでも、子供からお爺さん迄、いっぱい笑ってくれてうれしかった。

次はもっともっと仕込んでくるから!

 

ISパパ帰って来たので、市場へお買い物。

身体にぴったりサイズのアフリカン・ドレスが欲しくて、オーダーするには時間がないので既製服を探しに。

本当は義姉に連れて行ってもらう予定でしたが、都合が悪くなり代わりにカディジャタさん。

 

このカディジャタさん、着いた初日の挨拶の時から、他の皆はニコニコしてるんだけど、いつも一人真顔や怒ったような強い口調で話しかけて来て、ビビッていた滝汗でも、彼女が話していると、周りのみんなは笑っているので、きっと面白い事を言っているんだろうな~と思いつつも、実はちょっと苦手だった。

 

生まれはコートジボワールで、親の知り合いでお見合い結婚でここに嫁いできたらしい。

「貴方も私も同じ嫁で来たんだから、ライバルなのよ。」

とか、たまたま急いでいて挨拶せずに通り過ぎ掛けたら、

「貴方、私の事忘れちゃったの?」

とかとか。

 

ISパパのイトコの奥さんが営んでいるドレス屋へ。

試着したり選んだりしているうちに、暑さと空腹で子供達は「つまらない、帰りたい、お腹空いた~」と騒ぎだす。

 

ドレス3着と子供服3着を選んだところで、カディジャタさんが

「昨日の花婿花嫁宅でずっと料理してたから、疲れちゃった。この先に美味しいコートジボワールのトウを売っている店があって、凄く美味しいからそれが食べたい。代わりに買ってきて。私はコートジボワール人だから、大好きなの。」

って言って、お店のイトコの奥さんに頼んだ。私も着いていくことに。

 

そう、カディジャタさんは昨日の義姉宅で、ずっと外で料理をしてくれていたのでした。

既に14時近く。めっちゃ暑い。

トウ屋さん。人気店の様で、奥で沢山の人が食べていた。持ち帰りもできる。

 

戻って、タクシーに乗って帰る。

 

お昼ご飯に、そのトウが出てきた。

右下、もっちりペタペタしてて単品で食べると酸っぱい物(餅粥みたいな感じ)

左下、魚、オクラ、トマト、、、野菜沢山煮込んだソース

合わせて食べると不思議と酸味が消えて、美味しい。

マリは内陸国で、魚は殆ど川魚。コートジボワールは海があるし、これはカツオみたいな味の魚で臭みがなく、うまみ成分のためか、何だかとっても癖になる味で、美味しかった。

ソースと餅粥合わせて「トウ」と呼ぶらしい。

 

上はいつもの牛肉トマトソース。

 

てか、このした二つの入れ物は中にソースのタッパーを入れ込むことができるもので、洋服屋さんに急遽借りたらしい。そして、てっきり自分用に買ったと思ったら、自分のはビニル袋の少量で、私達の分を大量に買ってくれていた。ドレスも何気に、LEOに青いドレスを買ってくれたカディジャタさん。雰囲気怖いけど、とっても優しい人でしたラブ

 

ISパパがいつの間にやら、どこからかヨーグルトを買ってきた。

袋入りの牛乳とイチゴ味のヨーグルト、あとバニラ味のヨーグルトも。

子供三人、いつもの争奪戦が始まり、押し合い圧し合い袋なので、当然ながらこぼすわ汚すわ!もう大変でした。

MAIちゃん、夢中で飲んでおりますラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝起きて、義両親の家へ。

家政婦さんと義母がポテトフライやら調理していた。

コチラでは、まな板使わない。手の上で切る。

「日本では、板の上で切るよ」と言ったら、「こちらにあったら、すぐ捨てられちゃうわよ」と笑われた。

家政婦さんは、地方の出身の子が多く、中卒15歳とかザラにいる。

掃除、洗濯、ご飯、買い物、色々やってくれている。

貧富の差、というものを目の辺りにしてしまう。

 

いつもの感じの、軽いバゲットに牛肉トマトシチューと、

ポテトと、牛の足の煮込み。

この牛の足は特別な料理で、先日挨拶に行った、家の裏エリアに住む親戚が結婚のお祝いに作ってくれた料理だそう。牛の足はとても固いが高級食材で、更に美味しく食べるには長時間煮込まなくてはならない。料理はほぼ炭火で料理するので、日本のようにガスコンロなどではなく、常に火を見て炭を足したりで12時間程ずっと張り付く必要があり、余程の事がないと作らないそう。コラーゲンの塊で、豚足とかよく買って食べてる私は、食べない子供達の分まで4本頂いてしまいました。味付けも美味しかった♪

 

さて、車に乗って、今日は日本在住のお友達から預かったお土産を届けに挨拶回り。

途中、派出所?の前を通る。青い服が警察官。

カバのモニュメント。

実はマリ共和国の”マリ”は、カバの事をいうらしい。

昔はカバが沢山いたので、カバの国、なんだそうな。

大河、ニジェール川を渡る。雨季には島みたいなものも全部水に浸かるんだとか。

 

伺ったのは、我が家と同じ様な、日本在住マリ人ご主人&日本人妻と子供達のご一家の、ご主人の実家。

子供達も歳が近いのでよく遊ぶし、今回も初マリのために色々アドバイスをいただき、いつも本当に心強い存在ぶちゅー

日本から預かったお土産を届け、近況を報告し、最近の写真やらを見てもらいました。

 

我が家は親戚一族の超過密住宅な感じですが、ゆったりした一軒家はこんな感じ。

マンゴーの樹もありました。庭も広くてのんびりと過ごせる感じ。

 

 

途中で水分補給&パパ想い出のおやつ、バオバブの実を固めたお菓子。

甘酸っぱい落雁みたいな味。ちなみにサルはこのバオバブの実が大好きで、この実をフランス語では「 Pain de singe:猿のパン」と呼ぶそうです。

 

友人家2軒回り、今度はISパパの姉の家へ。

実はすぐ100M程の所に、妹さんもいる。

というのも、ISパパの父が土地を購入して、それぞれ自分で家を建てたらしい。

お姉さんの家でランチを頂く。

ISパパの隣が、近所に住む妹さん。

 

実は、MAYのマイムナという名前は、この妹さんからもらった名前。女性警察署長でしょっちゅう昇級試験があるらしい、キャリアウーマン。

詳細はコチラ→ マリの名前事情

 

家の鍵に、日本から送った家族写真のキーホルダーを付けていてくれて、嬉しかった笑い泣き

妹さんもMAYのことを可愛がろうと抱っことかしようとしてくれても、MAYは嫌がって泣いたり拒絶したり、本当申し訳ない、、、、

 

この日はちょっと、打ち解けてご飯を食べさせてもらったりで、良かった、、、

最初は、名前長くなるし嫌だったけど、みんなマリネームで呼んでくれるし、何より親近感沸いて嬉しそうにしてくれる。そうしておいてよかった。

 

食後に、花嫁&花婿の部屋へ。

というのも、結婚式が終わって1週間、花嫁花婿は「ハネムーン」と言われる日本でいう新婚旅行的な蜜月時間を過ごす習慣があり、主に親戚の家の一部屋を借りるらしい。それで、この姉の家の一部屋で滞在中。

白いテント?の中に花嫁は籠っており、三人は花嫁のお友達で身の回りの手伝いをする。何もしなくてよいが、どこもいけないし、何だか可哀そう、、、

結婚式のカメラマンが来て、写真撮影。

こんなポーズしたり、

逆になったり。新婚さん、っていいね~ラブ

ちなみに、この新郎、11人兄弟の末っ子さんはISパパに顔が激似で、いつも何だかドキドキしちゃう。

MAYちゃん、たまにパパと間違えたりしてた(笑)

 

暑いんだけど、皆様外が大好き。

日影を求めて移動しながらも、朝からずっと外にいる。

実はこの家、まだ建設途中なんだとか。

本当は家の中にトイレやキッチンを作りたいけど時間がかかっており、外に簡易的なトイレと料理スペースがあって、そこでこなす。

家の中はかなりゴージャス感あったけど、、、ポーン

 

13時くらいに着いて、17時に帰るよ、って言われてて、ずっと待ってましたが、、、

結局晩御飯もここで食べることになり、

おじちゃんが「今からお肉を買ってくるから~」って出かけて、暗い中料理。

お外でいただいて、帰宅したのは結局20時半。三人共車の中で寝てしまい、担いで帰りました。

おやすみなさ~いzzz

結婚式は写真待ちのため、後日掲載予定。

Wifiの課金チャージが切れて、遅れております。

 

結婚式翌日の朝。

下へ降りていくと、「あれ?もうハネムーン終わっちゃったの?」と、口々に言われた。

普通は結婚式後、花嫁&花婿は1週間、親戚の家の部屋に籠って過ごし、特に花嫁はずっと部屋から出ないらしい。(これに関しては25日に詳細書く予定)

 

モプティ(バスで6時間くらいの都市)に嫁入りしたISパパの妹さんとその子供と朝ご飯。アブドィライ君、5歳でAD君より一つ年下だけど、いつも落ち着いていて椅子に座って大人しく、自分のお菓子を三人に分けてくれたり、大人しくてしっかりした感じの子。

 

聞いたら、既に小学校に行っているとか!最近学校の仕組みが変わり、5~7歳くらいの好きな時に申請すれば、入学できるようになったそうで、早めに入学させたんだとか。うちのやんちゃくちゃ坊主AD君も小学生になったら、まともになってくれるかしら???

 

今日はタクシーに乗って家族5人で市場へ。先日、「義姉達と行った市場と同じ所に行きたい」とISパパにお願いしていたのだけれど、日本在住18年のため解らなかったのか、違う所をウロウロ。やっぱ買い物は現地の女性が一番詳しいものです。

 

お土産に頼まれていたTシャツを探す。道端に売っている店は沢山あるけれど、基本的に在庫が少なくてサイズ展開も少なかったり。でも例えば「これのLサイズが欲しい」とかいうと、待たされどこかの大きな店から持って来たり。

 

なので、青空店ではなく大き目の店に入って買う。値札が付いていることは殆どなくて聞かないと値段は解らない。常にぼったくられているのでは?と思ってしまうし、安く買おうと交渉するので中々時間がかかる。

 

 

ISパパ、どんどん現地化してる。懐かしのお味をどんどん買う。

口にくわえているのは、ビニル袋に入っている水道水らしい。大変暑いので、皆事あるごとに隅っこを破り、チュウチュウ吸うように飲む。そして至る所にこの袋が落ちている。土に還るエコな素材なら良いのだけれど、、、牛乳や飲むヨーグルトもこういう袋のあるし、中国にもあったな。でも、衛生的に問題ある、とのことで私達はいつもペットボトルのミネラルウォーターを飲んでおります。

最初は青空市場を歩いていましたが、あまりに暑いのと車やバイクが多くて危険なので、路地裏に入る。  

衣料品がいっぱい。

ユニフォーム屋さん。

路面店で買ったのと同じような物が3分の1の値段だった。

物が違うのか、ぼったくられたのか、、、ポーン

物を決めて、パパさん、さぁ買おう!

と思ったら、またもやトラブルメーカーのLEOさんが、

「トイレ行きたい!漏れちゃう~!!」

と言い始めたので、慌ててトイレに行く。

 

トイレは有料で、お兄さんが料金を回収していた。

お店に戻って購入。

本当はもっと買い物したかったけど、MAYは寝ちゃうし、AD君もLEOも

「お腹空いた~ レストラン行きたい~疲れた~」

と騒ぎ始めたので、レストランを探すことに、、、

 

パパ、懐かしのおやつ、デーツ(ナツメヤシの実)購入。

私の大好きなマンゴーも見つけた!

マンゴーの時期は4月ごろと聞いていたので、今回は食べれないと思っていましたが、早生のみたい。美味しいかどうかは不明ですが、購入。

レストランを探すも、私達が食べられそうなレストランが全くない!

ファーストフードのチェーン店的な店も全然ない!

そもそも外食文化がなく、昼間は暑すぎて2時間ほど店を閉めて帰宅してご飯食べて昼寝してまた戻る、みたいな生活習慣。

 

とりあえず、水分補給したくてジュースを探す。

持ってきたペットボトルの水は飲みほしており、乾いた身体に糖分も欲しい。

私、かなり頻尿だし、暑くてよく水のむけど、トイレに行く機会は少なくなった。それだけ身体から水分が奪われているということ。

こんな環境で、日中ラマダン(断食)するなんて、本当に皆凄い。

 

前出の、袋入の水は、水売りのお姉さんが頭に乗せていっぱい歩いているけれど、コンビニのような店や自販機などはない。

道にいたオジサマに売っている場所を聞いたら、わざわざ連れて来てくれた。目の前店のお兄さんが出て来て、鍵を開けてジュース出してくれる。

 

ジャガイモみたいな姿だけど、「ウォウ」という中身はキュウイフルーツな果物を買う。

 

結局レストランもなく、子供達も限界のため、タクシーに乗って帰宅。

この辺の市場から家まではタクシーで片道300円くらいでした。

てゆーか、この日買えたのTシャツのみ笑い泣き

 

帰宅途中、店の軒下でお祈りしている人々。

礼拝は1日に5回。

昼ご飯を食べて昼寝。

していたら、長兄の娘、子供達の姪っ子の一人が遊びに来たので折り紙をして遊ぶ。

長兄は子供8人。マリでは平均子供7人らしい。10人とかもざらにいる。

折り鶴とパシャリカメラ。

 

しばらくすると、何やら家の前が騒がしい。

上から覗いてみたら、沢山の着飾った女性達。

 

どうやら、昨日の結婚式の続きで新郎側の親戚が、うちの新婦(主人のイトコの娘)親戚一同に挨拶に来たことへの歓迎ダンスらしい。

 

下に降りて行って見てたら、昨日の私のダンス乱入事件を知ってる人々が「あんたも踊りなさい!」って囃し立てて来た。

応じなければ、日本代表の名が廃る!

この時私、Tシャツ&ジーンズだった。

「えーでも、みんな綺麗な服着てるのにな。。。」

昨日来てた服に着替えて戻る。

 

階段から降りてきたら、「おー!!ジャポネ!!」っていうからさ、、、

超注目浴びながらも、ぴょんぴょん飛び入り参加。。。

 

アフリカンダンスなんて出来るはずもないが、「旅の恥は掻き捨て!」と念じながら参加しました。

 

この後、みんなの前で「日本のダンスを踊れ!!」って太鼓をドンドン叩かれましたが、、、、

「Japanise dance is very slowy ,different music」って断りました。

間違った事が伝わってしまったら、いけないしねてへぺろ

 

夜になり晩御飯。

いつも20時くらいに食べる。

祖父が来たので、子供達折った折り紙作品をじーじに見せたり。

パパの弟のお嫁さんと4か月の子供。うちの子達とはイトコになる。

いつもこのリビングで、誰かしらがこのイトコの面倒を見ている。

 

ちなみに、マリでは至る所で授乳している光景を見ます。家でも街中でも。

バイクに乗せて二人乗りしながら、授乳させてた人もいた。それは危ないと思いますが、、、

おっぱいなんて、誰も気にしていないし、母は強し真顔ビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はいよいよ結婚式。

しかも、義弟の結婚式と同じエリアに住むイトコの娘の結婚式がかぶり、1日に二つ。

というのも、マリでは結婚式はほぼ日曜日のみに行われる。

結婚式の日取りは新郎一族が決め、会場は新婦一族が決めるらしい。

 

弟は新郎なこともあり、私達の訪問に合わせて今日に先に決めたのだけど、イトコ娘側には決定権ないので重なってしまったらしい。

そのため、それぞれ違う所でイベントしていたので、参加出来たり出来なかったり、人がいなかったりしてました。でも、親戚2~300人いるから、そんなこと当たり前、って感じえー

 

8時ごろ朝ご飯食べてたら、気合入った姿の人がドンドンやってきた。

「写真撮りに行くから、着替えて来なさい」と言われて、急いで着替える。

 

衣装は全部、事前にサイズを伝えておいて、義姉達が用意してくれていた。

車に乗って、国立博物館隣の公園へ。

この辺駐車場。

 

家族で色を合わせたり、、、うちの一家は白ベース。青いシャツは、親戚若者男子の一群。

「日本では白は花嫁の色だから、真っ白は着ちゃいけない。更にあまりにも派手過ぎるのはNG。新郎新婦よりも目立ち過ぎるのも良くないから」と言ったら、「マリは何色でも好きな色を着るよー」とのこと。

駐車場で写真撮って待っていたけど、一向に中に入れない。

暫くしたら、「今日は他の式や、公園に観光客が沢山い過ぎるので、撮影は後に変更」となって、車に乗って移動。

ひょえ~、そんなこともあるのね滝汗

 

ちなみに、イトコの娘さんは撮影出来てこんな感じ。

あぁ、集合写真撮りたかった~。

(結局、再度の撮影は無かった、、、残念無念)

 

今度は入籍場?へ。

ここでも前の人達が執り行っており、車の中で待つ事一時間くらい。

前に行っていた花婿はバスの運転手のため、バスの上に花嫁を乗せるというパフォーマンス。マリでは、花婿の職業によって、そのようなパフォーマンスがあるらしい。

主に花婿の部下が企画するらしく、普段好かれている上司的な花婿は良いけれど、厳しくて嫌われているような花婿だと日頃のうっ憤を晴らすような過酷なパフォーマンスをしちゃうんだとか。例えば軍人だと、花嫁に重い物を持たせて訓練させたりびっくり

 

ちなみに、今日車に乗せてくれたのは、先日動物園に連れて行ってくれた主人のもう一人の弟のお友達。彼はバスケットボールのコーチをしており、結婚式の時には花嫁も一緒にバスケットボールの試合をしたんだとかポーン

主人の弟は商人で、特別な職業ではないためこのようなパフォーマンスはありませんでした。

 

さてさて、暑い車の中で一時間程待たされ、子供達は「疲れた~ 暑い~ 眠い~」と大騒ぎ。

ISパパジュース買ってきたけど、真っ赤な色のかき氷のイチゴシロップみたいなジュースで、LEOの口周りが真っ赤な口裂け女みたいに色が染まってしまった。おいお~い!!

 

やっとこさ会場へ。外で写真撮ってて、何するのかな~?と思っていたら、いつの間にやら式は始まっていた。

ちゃんと教えてよ!!って、慌てて会場に入る。小さな部屋で、前の方に新郎新婦が座り、向かいに役所の人がいる。

何やら話していて、途中で「この二人の結婚式に反対する人はいませんか?」みたいな質問があった。

すると、

一人の女性が立ち上がり、指差して怒鳴り始めた。

「反対します!この花婿は私達から、大事な花嫁を奪おうとしている!!」と言い、

そしたら、すぐ後ろの黄色の女性も立ち上がって、

「私も反対!この花婿は既に私と結婚している、大事な夫だ」で、ワーワー!!

周りも口々に囃し立てた。

(反論した黄色い女性は、いつもメッチャお世話になっている長兄の奥さんだった。冗談での発言?ふざけて?)

すると、左側にいたオレンジのおじさまが仲介に入って、なだめて、結婚式成立。

長兄の奥さんには、「では、貴女と花婿の結婚証明書を見せてみなさい。」と言ったらしい。

 

指輪交換とサインとキスと。

で、式終わり。

 

この間、4歳児LEOははしゃぎ疲れて寝てしまい、ISパパの肩の上に担がれる。

2歳児MAYもグズグズいって私の膝の上に。

6歳児AD君も「いつ終わるの?早く帰りたい!」と言って泣き騒ぎ、なだめるのに必死でした。。。

まぁ、子供にはつまんないよねー チーン

 

写真を撮って車に乗り込む。

次は花嫁の実家へ。皆で挨拶に。

新郎&新婦の実家はそれぞれ車で15分くらいの所。割と近い。

家の前も中も人がグチャグチャ。子供達ぐずるし、喋ってるだけだったので、水をもらって先に帰る。

帰る途中、軍人の花婿の結婚式一軍に遭遇。

やっぱ集中するので日曜日は結婚式多い。

帰ってきた家エリアの中、着飾った人でいっぱい。

2歳児いつも抱っこをせがむし、4歳児&6歳児も暑さと疲れで機嫌相当悪くて撮影あまり出来なかった。。。

まぁ、親戚達が沢山撮ってるので、貰えば良いかと。

 

一旦、部屋に戻って休む。

結婚式だから、さぞかし豪勢な料理だろう!と思っていたけど、、、

いつもよりちょっとゴージャスなピラフ?!

イトコが部屋に運んでくれ、いつもと同じ感じで、部屋で食べる。正直ちょっと肩透かし。

 

暫くすると、家の後ろが騒がしいのでベランダから覗いてみたら、家の裏道路、テント貼られてた。

ちなみに右奥の家エリアも、先日挨拶に行った親戚の家々。周りは瓦礫の山。

 

実はこの辺、今工事中。作業しているのは主にトーゴの作業員だが、最近トーゴで選挙があるため、作業員一時帰国してしまい作業中断していたらしい。

結婚式のこのテントやら設営するのに瓦礫が邪魔だから、掛け合ったもののどかしてくれなくて、親戚の男性方で夜な夜な綺麗にしたんだとか。ISパパも夜に手伝ってました。

 

お色直しをして、テントの中へ行ってみる。

座って喋っている人やら、

踊っている人やら。

楽しそう!

ヒョウタンを半分に切った太鼓。

 

そのうち、抱っこしていた2歳児MAYが、血DNAが騒いだのか、何と指を差して「あっちで~踊りた~い」と言う。

普段は引っ込み事案のLEOも「行く」と言うので、三人でダンスに飛び入り参加。

母ちゃんは嬉しかったのです。

マリの音楽に血が騒ぐなんて!!爆笑

 

途中、踊り辛いので降ろしたかったんだけど、降ろそうとすると嫌がり、抱っこしていると楽しそうにしていたので、続行。音楽に身を委ねていたかったのでしょうね。

 

ちなみに、こちらの会場は義弟ではなく、イトコの結婚式会場だったらしい。

 

さて、義弟の式があるというのでそちらへ行ってみる。

何と、家の前、幹線道路の前の歩道に沢山の男性陣が。

車がビュンビュン走る横で、座っている。

砂埃やら半端ない。

真ん中の眼鏡掛けているのが、義父。

「結婚が良いものになり、末永く続きますように、、、」と皆でお祈り。

 

でも、ここには新郎新婦いないですびっくり

若者向けのクラブで、友人たちと踊っているらしい!!

私、そっちも行きたかったんですけど!

デーツ(右)とコラの実(左)をいただく。

 

 

MAI気にったらしく、ずっとデーツ食べていた。

固いんだけど、ほんのり甘い。優しいお味。

 

さて、儀式終わったので、もう一度会場へ。

踊り好きな人は、集まって踊る。

ずっと座ってるだけの人も。

 

太鼓の音を聴いていたら、身体がムズムズ音譜

さっきは子供達もいたので、今度は単身で突入。

 

入れてもらって、とっ~ても楽しかった♪

「ジャポネ~!!」って囃し立てられたので、調子こいて踊ってない人を引っ張ってみたり、

みんな立派なお尻をしているので、お尻ぶつけてみたり、、、

翌日、「Yunは踊り過ぎて筋肉痛になって動けなくなった」というデマが広がり、皆に心配された(笑)

 

子供達も疲労度MAXになったので、部屋に帰ってドレスのまま昼寝。

昼の残り物のご飯を食べていると、何やら姪っ子達が迎えに来た。

 

なんでか、私の儀式をするらしい。

着替えろ、と言われて着替えた。

 

真っ白いバゼンの貫頭衣に絞り染めの布を被る。

花嫁は皆この格好をするらしい。

 

 

写真撮影をして外へ。

外はもう真っ暗。

 

大勢の親戚の前で、藁と水で、顔と手足を洗われた。

 

 

花嫁迎え入れの儀式、みたいな感じ?

名前を呼ばれたので返事したら、静かにしていなきゃいけなかったらしく、笑われた。

主人には後で、「ずっと黙っていなきゃいけなかったんだよ」と言われたが、先に言ってよ、ねぇ。。。

 

といはいえ、この儀式をしていただいたことで、日本での結婚後7年目にして、このマリの親戚中からも、正式に嫁入りした者として認めていただけるようになったようです。ありがたや~ベル儀式、節目は大切にしたいものです。