月の光、雨の音 2 | おにゅうな輝く日々★SHINee Days

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ゆののです。
SHINee テミン溺愛オニュペンです。
でも5人全員大好きです♡
カプー萌えが趣味で、オンキー、オンテム、ヒョニュの妄想小説も書いてます。
BTSも好きで、グク溺愛ジンペンです。
よろしくお願いします。





「…オニュよん.......」


「テ~ミナ…❤」


僕らは今、家のソファに座ってる。

久しぶりに会ったヒョンに
相変わらず僕の胸は必要以上に高鳴る。

こないだプロポーズの練習したからか、なんか変にぎこちなくなってしまって。


「…どうしたの?ほら、こっちおいで❤️」


「.........////う、うん」


不自然に距離を置いて座る僕を
ジンギは不思議そうに見た。


「いいからおいで。ほら。

あれ~?なんかいつもと違うぞ?
いつも子犬みたいに飛びついて来るのになあ?

もしかして〜.....テミナ?」


近距離で顔を覗き込まれて、
ますますドギマギする。
あからさまにぎこちない。笑


「.....もしかして……あせるなに?」


もしかして、キーヨンから聞いたかな?
まさか、ね。


「やましいことでもある~?あはは♡」


「ちょ、ば、そんなことあるわけない!」


「お、焦ってる~www」


「な、何言ってんの?
そっちこそ!ミュージカルで出会いとかいっぱいあるんじゃないの!?」


ばかばかばか!僕のばか!
何言ってんだほんとに。
こんなこと言いたいんじゃないのに.......


「…あるよ。出会いは。」


「.......え、、、」


「でも、だから何?」


「......だ、だか、ら.......」


「俺の気持ちは微動もしない。」


「.......!!」


あー!イテミンの大バカ野郎!

分かってるのに、
実はいつも嫉妬や不安と隣合わせで。
メンバーの名前聞いただけで笑っちゃうくらい1人が寂しくて辛い時もあって……
特にジンギの名前を他人から聞くと、心に花が咲いたみたいにパァーっと明るくなって、恋しくて仕方なくなる。

自分が情けなくなるよ.......
いい歳してさ。


「え、て、テミナ?どうしたの?あせる


「.......じんぎぃ~~あせるふぇぇぇぇん」


あなたはいつも、まっすぐに伝えてくれるのに、いや、本当は疑ってもいないのに出てしまう、どうしようもない嫌な言葉たち。


「ぼ、僕、僕ね.......僕、」


「うん、なあに?テミナ♡」


いつもの笑顔だ。
あなたは変わらないね。昔から。

海みたいに広くて深くて、ポカポカあったかくて。僕はそれに触れると、いつも幼い子どもに戻ってしまう。



「僕ね、実は……

ジンギにプロポーズしようと思ってたの。」


あ、、、

やばい、言っちゃった.......

ジンギがきょとんとしてる....

もう引きさがれないな、こうなったら。


「でね一生懸命練習とかしてなんて言おうか考えてるとこにキーヨンがこっそり来てね全部聞かれちゃってて笑で色々話してカッコつけなくていいかなって結論になって僕の今の気持ちとか考えとか全部ぜ~んぶジンギに話そうってなって.......それで.......


んと.......




僕と結婚してください!!」



「っ......!!!」


もぉ~.......全然予定と違うじゃんか!
まず誕生日には早すぎるし指輪はあっちの部屋だし、あーーー!なんだよこれ?大失態だよ一生に一度しかしないプロポーズなのに~もっとちゃんと.......


「テミナ…......あの……



「ああせるもちろん事実上結婚なんて出来ないの分かってるよ!

でもずっと僕の横で笑ってて欲しいなっていう僕のたんなるワガママなんだけ…

………ングっっ!」


急にキスされて僕は黙る。


「……ん、んん」


唇だけのキスだけど、角度を変えながら何度もされて、柔らかい感触に体からどんどん力が抜けていく。


唇が名残り惜しそうに離れた。


潤んでキラキラした真っ黒い瞳は
僕を真っ直ぐ見つめ、
ため息なのか、笑ったのか分からないくらいの小さい吐息が、そのセクシーな濡れた唇から漏れた。




「……可愛いテミナ……


嬉しいよ、ありがとう。」



そして、ゆっくりと低い声で話しだす。
僕はその声にゾクゾクする。


「夜になれば月が空で光るように……」


「……」


「雨が降れば音がするように……」


「…………」


「風が吹けば雲が流れるように



そんな当たり前のことみたいに……

僕はこれからもずっと、君の隣にいる。」


「……!!」


「……な~んてね、ミュージカルのセリフみたいでしょ?あはは♡恥ずかしいな.......へへっ、

……でも、冗談じゃなくて、本心だよ。」



当たり前のことみたいに……



「……それが返事?」


「うん。」


「〝当たり前みたいに〟いてくれるの?」


「一緒に生きてこう。これからもずっと。」


「……うん、うん!!」


ギューッと力強く抱きしめられながら、
小さくガッツポーズをする。

でもそれだけじゃ抑えられなくなり、

「や、やった!

やったぞーーーー!ひゃっほ~!!!」

僕は嬉しすぎて、
ジンギの背中をバンバン叩いた。

「いた、痛いよ、テミナ~!www」

天にも登るような気持ちだった。

当たり前のことなんて
世の中に存在しない。

すべてが奇跡なんだよ、ジンギ。



「……あ…………笑」


「……あ、バレちゃった?笑」


「……僕も笑」


「もう、テミナにしか反応しないんだ、こいつは。あはは♡」


「僕のこいつは、ジンギ見ただけで反応するから困るんだ。へへ♡」


僕らは笑いあって
もう一度キスした。




そしてどちらともなく手を取り

僕らは寝室に向かった。







終わり



というのは冗談でwwwいしし

次はアメ限になります❤






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