ハキハキっとした看護師さんに挨拶されて、中へ。
ドラマで見て想像するようなトコではなかった。
なんか良くわからんけど、BGMは西野カナで
「会いたい会いたい…」的な歌を歌っていた(;´Д`)
全然ワカリマセン。
手術台に自分であがって、仰向けになる。
また看護師さん達が手際よく、点滴をさしていく(´;ω;`)
そこへ麻酔の先生が来て、また挨拶をされる。
昨日からなんだか結構穏やかな気持ちで、手術に対する不安とかはなかった。
もうこれさえ乗り切れば、今まで通り何も変わらない生活が出来るのだと信じて
ただひたすら、みんなに「ありがとう。ありがとう」と思ってた。
だけど天井を見ながら、急にとんでもない悲しみに支配されてしまって
堪えても堪えても、どんどん涙が出てきた。
何も高望みしてなかった。普通に暮らせればいいと本気で思ってたのに。
なんで私は、今こんなところでたくさんの管をさされているのだろう
あー、いま9時過ぎか…朝礼おわったトコだな
アルパカ、私の事考えてくれてるかな
ひとりで怖いよ……怖いよ…。゚(゚´Д`゚)゚。 アルパカ…
背中に麻酔用の針を刺すために、オムツ1枚で胎児のようなポーズになる。
自分は痛みに強いほうだと思ってたのに、癌が分かってから本当に痛い事ばかりで
この注射も思わず「ぐっ!!(;゚Д゚)」って言ってしまう位痛くて
またボロボロ泣いちゃった(∀`*ゞ)
看護師さんが、ずっと手を握ってくれていました。
ひとりで怖い、悲しい、辛い。そう思っていたけれど、その5時間弱私の為だけに手術を行ってくれた先生や看護師さんは、みんな私の傍に居てくれたんです
本当に、感謝です。
酸素マスクが取り付けられ、看護師さんから
「じゃあ、眠くなる薬をいれていきますね」と言われ、いよいよかと思った。
この時恐怖はピークだったかも。
今自分は全く眠くないのに、これから5時間も眠るのか…(´ぅω・`)夢は見るのかな?
起きたらもう3時前なのか…
なんか不慮の事故があって私が死んでも、みんな大好きだから大丈夫だぜ( ´∀`)b☆
なんて不謹慎な事を思いながら
その看護師さんの一言以来、すぐに眠ってしまったようでした。
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