手術を思い出す その① | ゆにのブログ

ゆにのブログ

~気づいたら37歳歳~ 27歳で子宮頸がん1b1期から、術後病理結果で1b2期へステージUP 広汎子宮全摘(卵巣温存)⇒転移はなかったものの腫瘍がナント6cm⇒2013年10月抗がん剤治療終了→仕事復帰→2015年6月、結婚しました!→2018年バリバリ外回り営業→2022年IT営業なう

2013年3月28日 手術前日




アルパカは心配して、仕事を休んできてくれた。


本当は当日に来たいと言ってくれてたけど、うちの両親が渋い反応をしたので前日に。


でもそれで良かったと思う。本当に気持ちが落ち着いたもん(*´ω`*)


寡黙な子で、言葉で慰めるのはすごく苦手だけど

いつも黙って頭をなでてくれた。

20時、面会終了時刻になった時

お互いに顔を見合わせて静かに泣いた。

大部屋だったからねっ( ´∀`)b




退院して一段落したら、また家さがそう。

今度こそ一緒に暮らそうと約束して、笑顔でお見送りした( ´Д`)ノ~




綺麗なお腹さん、子宮さん、ありがとう。さようなら。






2013年3月29日 手術当日




眠剤飲んでたし、前日気持ちが落ち着いていたのもあってよく眠れた。


6時に起床。


あー、ついに今日か。と、今までの事を振り返った。




子宮がなくなったら女じゃなくなる…と強く思ってしまって


何度も別れてくれと言ったのに、むしろ今までより愛情が深くなってしまったアルパカw




超絶忙しい年度末に、立派な1300羽位の千羽鶴を折ってくれた会社の皆さま

いつまでも待ってるからちゃんと治してもらってこい!と背中を押してくれた。




友人は、いつかお互いの子供を連れてランチ…という夢は途絶えたけれど

ゆにが生きていてくれなきゃ困る!!と言った。

(後にこの友人は、私が抗がん剤決定になって落ち込んだ時「ゆにが頑張れるなら私も坊主にする(∀`*ゞ)エヘヘ」と言い放った)




そして家族。

私が「どんなリスクを背負おうとも、トラケをやりたい」と言った時

号泣して嫌がった母(ノД`)

「私はゆにを失いたくない!!あんな遠い病院通ってあげられない!

もし手術した後何か悪い事が起こっても、2度も痛い思いをさせるのは絶対に嫌だ!」

と、とんでもなく取りみだして喚いた。

結果として、とてもじゃないけど子宮残せる状況ではなかったので

今となっては母にとても感謝している。






8時30分

家族も到着し、看護師さんが

「ゆにさん!いってらっしゃい!大丈夫よ、待ってるよ(´∀`*)ノシ」と

手を振ってくれた。


なんとも言えない気持ちを抱えて、自分で歩いて手術室まで行き

両親に手を振って、中へ入った。



☆( ^ω^ )ポチッとお願い~

にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ