日比谷の森で迷子になった | YUNHI My Room

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・・・・・・・好きなもの 好きなこと 好きな時間 

かなり~意味不明なタイトルだということは重々承知ですが

今日観劇した作品の感想を15字以内で述べると こうなります^^;

「ひびやのもりで、まいごになった」

 

観てきたのは日生劇場「INTO THE WOODS」

 

宝塚を卒業した望海さんがコンサートの後 初めて出演した作品です。

望海さんファンの友人がチケットをとってくれました。

 

舞台の照明が暗めだったので 満腹は危険か?だったんですが

初見だったこともあり

このお話はどうやって どこに着地するんだろう???って

その一心で 眠くならずに済みました。 

いやぁ 舞台の上のあまりの迷走に  頭の中????が飛び交い

1時間半で1部が終了したんですが 長かった・・・とにかく長かった

既に3時間くらいたったんじゃないか って思うくらい 長かった

全然舞台の内容に入り込めなかったから ^^;

 

深いメッセージがこめられているはずのセリフだよね多分

でも

時折挟まれる ギャグなのか? 笑う所なのか?の演技?(演出)に苦笑しか浮かばず

何より これはミュージカル?だった? はず・・・???だ よ ね ???

 

演出家の方が そのコメントで

>これは普通のミュージカルではありません! 

って書いてるんですけど ね

何? この「!」マーク HUZAKERUNA YO ・・・これをミュージカルと呼べるのか???

 

イントロダクションには

>見事一体化した歌詞と音楽は深い意味と美しさを生み出し、観るものを虜にします。

 

心地よい音楽であれば共感し共鳴し

一体化した歌詞と音楽であれば そのメッセージがちゃんと届くはず

あ~これがいいたかったのか!という 深い意味の単語が

時折単発で 耳に飛び込んでくるんですけど

いかんせん 音楽が不協和音でしかなくて そんな大事なメッセージ

どこかに消し飛んでいきました

 

で この後 まだ2部が続くわけです

あら これ まだ あと1時間あるけど

この先どうやって ハナシが展開し繋がっていくのか 

まったく 先が読めないまま 短い休憩時間(20分)が終わりまして

そ~言えば 声だけ出演の麻実れいさん まだ登場してなかったわ と

 

声だけ出演の麻実さんにしても

シンデレラ家の毬谷友子さん 湖月さん 朝海さんにしても 

宝塚ふぁんとしては

何? この役者さんの無駄遣い(怒)って 思ってしまいました

 

歌えてない役者さんたちの中で

ラプンツェル役の方だけ 違うと思ってたら オペラ畑の方でした。

この方 歌だけは別格だった・・・

 

それぞれ役者さんのプロフィールを見ると

演技畑では それなりの評価実績のある方のようですが

とにかく あらららら・・・

なんで この方に こんな長い(長く感じる)ソロを歌わせちゃう??? みたいな

ラスト近く メインキャスト?の ハモリは この作品を象徴しちゃうような?

計算された不協和音に在らずの声の重なりに

OMG~!と 心の中で叫びまくりました

 

ミュージカルという体裁をとっているので

歌い終わりに 拍手がはさまれるだろう 間 を感じる場面

ああ きっと 本当なら ここで拍手なんだろうなと言う場面で

・・・無・・・ということが 何回もありました

だよね できないよね 拍手。。。^^;

この辺は みなさん 正直な反応だなぁと マスクの下で苦笑

 

ハナシが終わって 出演者の方の挨拶になる頃

ふと 心配がむくむくと湧き上がってきました。

これ アンコールで スタンディングオーベーションに なるんだろうか

皆さん 立ち上がったら どうしよう 

昨今 アンコールといえば 2回目以降は立つ・・・みたいな風潮もあり

違うよなぁ・・・と思うことも あるのですが

今回は 杞憂でした(はい 正直な反応でしょう)

今回 3回くらい アンコールありましたが どなたも立たなかったです

ま 当然

 

最後になりましたが 望海さんの感想

唯一 これがミュージカルだった と 思えたのは 望海さん のみ

ちゃんと 歌に歌詞がメッセージが乗っかって 届いたから

これが作品としてどうにか成り立っているのは 望海さんの存在があったからだと思いました。

それでも 孤軍奮闘と言う感 ぬぐえず

その望海さんにしても 快演? 怪演? え?体当たり??? ・・・という場面もあり

これは演出の問題でしょうか ね

1部は 魔女~ファントムみたいな仮面付けて すごい髪型と衣装で登場です

2部は 普通のおばさん←? 魔法が解けて魔法は使えなくなってます。でも美しかったです^^

高音も きれいに出ていたと思います。

普通のミュージカルじゃない っていうより

普通の登場人物がいない という中にいて

宝塚的な演技臭さ 目立たなかったかもしれません

卒業後の初舞台と言う意味では 作品の選択としてありだったかも

それに 何より 楽しそうに 板の上に存在してたように感じました

次作の「NEXT TO NORMAL」クリエの空間で どう存在するのか楽しみです

真ん中しか演じられない のではなく

脇でも存在が光る そんな女優さんに なるかなって そんな期待大です。

 

初日から2週間たっての観劇でした。

2週間たって どれくらい深まってきていたのかは判断ができませんが

この作品 個人的にチケット代(S席 13,500円 A席 9,000円)相当とは思えず

何より もう一度観たい!という要素が無くて

リピート観劇は しんどいなと思いました。

 

時に 「?」が 飛び交う作品に出会う時もあります。

最近だと 浦井君の出演した「愛するとき 死するとき」が そうでした。

「愛するとき 死するとき」感想メモ | YUNHI My Room (ameblo.jp)

 

劇団新感線「メタルマクベス」も 浦井君が出たから観に行きましたが

個人的に ど~しても 肌に合わなかったです^^;

 

みんなちがって みんないい 

自分に合わない作品に出会った時 思い浮かぶ 金子みすずさんの詩 ^m^;

 

感想なんて そもそもが超個人的なものなので

そんな感想も あるんだなと 思っていただけたら 幸いです^^;


 

あ・・・書いていて思い出したこと1つ

 

舞台が始まって すぐに 役者さんが

「ねがう!」って いうんですよね

 

あ~「願う!」か って その漢字が浮かぶまで 数秒

 

セリフとして 主語の無い「願う」は キャッチーなのか・・・?????

ここから 既に 森の中で 迷子になった のか も 

 

日本初演は 宮本亜門さんだったそうですね。

どんな演出だったんだろう・・・気になりました。

 

 

 

 

色々検索していたら なんと SAYAKAちゃんの動画に出会ってしまいました

 

「願う!」 って 「I WISHI !」 なんですね

 

 

 

 

 

輝く笑顔

あらためて なんで逝ってしまったんだろう・・・て 思いました 汗