エンタメ SPICEのインタビュー記事
小池先生 今だから言える? の発言していらっしゃいます ^^;
──宝塚版に続き、再度『ポーの一族』を上演することが決まった時のお気持ちをお伺いしてもよろしいでしょうか?
小池:何より原作の萩尾先生が「また、明日海さんのエドガーが見たい」と思ってくださっていて、
私も「また(エドガーを)演じさせてあげたいなぁ」と思っていたんです。
その当時、歌劇団としては、既に明日海さんの退団までのスケジュールは決まっておりまして、
そこで退団後……もう宝塚歌劇ではないわけですが、再演することは可能であると分かりました。
ただ、再演が実現するかは、明日海りおさんご自身の判断によるな、となりました。
そうしたら彼女は「是非やりたい、叶えば嬉しいことです」とおっしゃって下さいました。
萩尾先生も「何はなくとも、明日海さんのエドガーがいてくれれば」というご希望もあってですね。
私は舞台化するまで30年萩尾先生を待たせましたし、
なにより「ポーの一族をやりたい」と思ってから40年以上待ったりした訳ですよ、
人生の最後の狂い咲きじゃないですけど(笑)、また出来ることがとても光栄です。
「ポーの一族」2018年1月