それは、突然の事やった。
朝 起きてみたら、身体が何だか重い。
風邪引いたんかな?って思って起き上がったら、いつもと違う感覚にバランスを崩し前のめりでコケてもうた。
「ギャッ!!」
――っえ?
何なん、今のカエルが潰れたような声は。
聞き間違えかな? と思い、もう一度声を出す。
「あ`~~…」
「……………」
うっそ――?!
今の、アタシの声??
誰か、嘘やっていうて!
こんなオッサンみたいな声、17歳の乙女には似合わへんやろ!!
一瞬、目眩がしてこの状況を把握出来ずにいたアタシは、ふらつきながらようやく立ち上がると、朝食の準備をするため服を着替えようとパジャマのボタンに手をかけた。
すると、
「―――っ???!!!」
今度のソレは、もう声にならないぐらいの衝撃で。
アタシは、外しかけたボタンをもう一度かけ直すと、猛スピードで洗面所へと飛び込んで行った。
「……………」
空いた口が塞がらないとは、こういうことなのか。
鏡に映る逞しい風貌をスリスリとなぜながら、何とかこれが夢だという証拠を探しあぐね、思い切りその頬をひねり上げた。
「――あだっ!!」
夢やない。
認めたないけど、これは現実なんや……。
アタシは目の前に映る見慣れた男の顔を呆然と見つめながら、卒倒しそうになる身体を何とか堪え……。
必死に『これからどうしようか』と、思いを巡らせた。
この家にある、もう1つの寝室から聞こえる黄色い悲鳴を 頭の片隅に感じながら……。
続く
…………………
今、某所で軽い軟禁状態の私(汗)
来週まで自宅には帰らない予定なので、HPの更新や企画小説を書くことが出来ずに悶々と過ごしています。
なのでこんな話を……(^_^;)
携帯からなので書きにくいし支離滅裂になる可能性大ですが、暇を見付けてちょこちょこ書きたいと思っています。
……飽きたら途中で投げちゃうかも(爆)
そんな感じで、軽い気持ちでお付き合いくださいマセ(苦笑)