今日の金沢…
1日雨なのかなぁと思っていたら
午後からは日も差して来た…
明日、明後日もまぁまぁお天気は良さそうだし…
こんな日が続いてくれたらいいなぁ…
先週は、火曜日くらいから雪が降り出し、
“今年最大の寒波が来る”なんて言われていた…
どうか外れてくれますように…
そんな願いも空しく、降り続く雪…
しかし、雪が積もりそうな時に限って
診察など出掛けなければならない用事が…
思ったようになりませんね…
こんな時は、送ってくれる人がいたり、
雪かきしてくれる人がいたらいいんだけど、
私は独り者…
誰も手伝ってくれません…
まぁそんな人生を選んだのも自分なのだから、
誰かに文句を言ってもしょうがない…
これは、自分で何とか車を雪の中から救出して
出掛けるしかないよね…
そう決まったら駐車場に出発です…
私の止めている駐車場は
片側に8台止められるスペースになっていて、
昨年までは、その奥から2台目だったのですが、
この駐車場、来客用に借りている方が多くて、
こんな雪が降っている時は誰も雪かきに来ない…
いつも私一人で車を救出して
道まで作るのが大変だったので、
昨年ちょうど空いた手前から3台目の所に
移動させてもらったのです…
距離にしては2メートルくらいなんだけど…
北陸の雪は水を含んで重いから、
この2メートル短縮だけでも
本当に有り難いのです…
さて、昨年より少し楽になったけど、
今年はこの身体…
抗がん剤の副作用で足にしびれがあるのと、
手の指先にもしびれが…
こんな状態で果たして雪かきが出来るのか…
しかし始めてみると、
いつものように出来るじゃないの…
喜んだ私は、車も救出して
入口までの道もすっかりキレイに出来た…
上出来だ(写真撮り忘れた…)
そう思って満足して軍手を外そうとすると…
何だか右手の中指の先が紫色になりかけていて
感覚が無い…
しまった…
濡れたままの軍手で冷えていたから
凍傷になった…
慌てて家に帰って温めると、
少しずつ色と感覚が戻ってきた…
良かった~…
もうちょっとあのまま雪かきを続けていたら
本当に凍傷になっていたかも知れない…
私は普通の身体じゃなかったんだ…
指先がしびれていて感覚が無い…
そして、抗がん剤の影響で、
血の巡りが極端に悪くなっていたのだ…
普通ならこのくらいの雪かきで
こんな事にはならないんだけどね…
すぐに出来てしまうと無理してしまう私…
だけど、もっと自分の身体を
いたわってあげなきゃいけなかったんだよね…
反省です…
…とは言うものの、
実は、2ヶ月前にも無理をしてしまって、
同じように反省していた自分がいました…
全く学べてないな…
その事は、またの機会にお話ししますね…
そんなこんなで無事に車で出掛けられました…
今日は、手術の事を書こうと思っていたのに
前置きがとても長くなりましたが、
少し書いて行こうと思います…
手術に至るまでの経緯は、こちらから…
↓↓
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
1週間前、無事に手術の方法も「部分切除」に決まり、
木曜日の手術に合わせて、
前日の水曜日から入院になりました…
私は0歳の時に2回お腹を切っているのですが、
大きくなってからは初めての入院と手術…
ちょっとドキドキです…
しかしあんまりくよくよしていなかったのは、
入院の前日まで、とても忙しくて
手術の事まで考える余裕が無かったから…
何をしていたかと言うと…
長くなるので、またの機会にお話しします…
手術の前日は、手術の打ち合わせをしたり
検査をしたり…
で、あっという間に手術当日です…
当日は、昼からの手術だったのですが、
朝から友人や家族から
「頑張って」
のLINEがいっぱい…
本人、あんまり何も考えていなかったのだけど、
励まされると何だか「大事」みたいに思えて来て、
逆にちょっとプレッシャーが…
そして13時…
手術の時間です…
しかし手術の間、頑張るのは主治医の先生と看護師さん…
私は寝かされると同時に意識がなくなって行きました…
先生、お願いしますね…
そして…
↓
↓
↓
「ゲホッ、ケホッケホッ…ケホッ…」
自分のむせる声でパチッと目が覚めた私…
側に居た看護師さん達がみんな
驚いて私の方を見ている …
「ん…何があったの」
どうも私は、まだ目覚める予定じゃなかった時に
目覚めてしまったらしい…
まぁ、手術はもう終わって、
身体に付いていた器具を
取り外している所だったみたいだけど、
その最中に目覚めてしまった私…
そう言えば、
前に麻酔で胃カメラをした時も、
器具を抜く時に目覚めてしまった…
どうも私、気管にチューブが通る事に敏感みたい…
しかし、主治医の先生はそれに動じず、
私の方に近づいて来て、
私が1番気にしているだろう一言を
言って下さいました…
「手術は無事に終わりました…
そして、脇のリンパへの転移はありませんでしたよ…」
普通はこの一言、この場では聞けないみたいでしたが、
パッチリ目覚めたお陰で聞く事が出来た…
良かった~…
この一言をどれだけ望んでいた事か…
私のガンは、
私の胸の中にとどまっていてくれました…
あんなに脇に近い所だったのにね…
後は、全てを取り切れていて、
再手術無し!の一言が聞けたら…
しかしそれは、今取った細胞を検査した結果として
2週間後に分かる事…
再手術になる確率は30%…
もう、祈るしか無い…
手術室で、全ての器具を取り外すと、
次は「回復室」と言って、
手術を終えたばかりの患者が、
1番看護師さん達の目の届く場所…
ナース室の隣の場所に向かいます…
ここで次の日の朝まで過ごすのですが…
ここが、もう…
「地獄」…でした…
乳がん経験者の私の兄嫁さんも、
乳がんの治療の中で
何が1番辛かった?と聞いた時、
真っ先に出て来たのが、この「回復室」…
その様子は、また次回に…
手術室から出た時に、
母が手術室の前の椅子に座っているのが見えました…
結局、2~3時間かかっていたと思われるのですが、
いつ終わるのかも分からない手術を、
前でずっと待っていてくれた…
親は、本当に有り難い存在です…
しかしそんな母に、大変な事が起ころうなんて、
その時は全く思いもしませんでした…
続きます…
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
昨年の手術前、
あんまり検査が長くて疲弊してしまったので、
気分転換に「道の駅 瀬名」に隣接する
「アサギマダラ 空の駅」へ…
渡りをする蝶「アサギマダラ」の空の駅です…
この日はあんまり天気が良くなかったけど、
沢山の蝶がフジバカマの蜜を吸っていました
癒やされた~
羽に、マーキング調査の印がありますね…
いよいよ3日後に、最後の抗がん剤です…
最後は、身体に薬剤が沢山蓄積されているから、
1番副作用が多く出て大変だと聞きますが、
何と言ってもこれで最後…
そう思うと頑張れる気がする…
これが終わるとまた次の治療が待っていて
先は長いけど、きっと頑張れるよね…
石川県を応援して下さいネ
ホームページ覗いてみて下さいネ~☆