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読書感想文的書評

書評などと言えるものではございませぬ。

トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)/新潮社
¥620
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大好きな柴田元幸氏の新訳ということで飛びついた。


トム・ソーヤーって有名なんだけど、小説で読むのは初めてなので比較のしようもないんだけど。



初めて読むにもかかわらず、読んでいてしばらくすると、「あれ?なんか読んだことあるな」という既視感がある。


たぶん小学生くらいのときにマンガとかで読んだのかな。



基本的には子供のアドベンチャーなんだけど、多少大学でアメリカ文学史なんかもやったので、時代背景なんかもちょっとわかるから、大人になってから読むのも面白い。


当時のことがわからないと笑えないジョークなんかもあるしね。



柴田さんの訳がいいのか、もともといいのかわからないけど、やっぱり名作と言われるだけあってグイグイ物語の世界に引き込まれてしまった。


大人も子供も楽しめる作品。


おすすめですよ。


宇宙って面白いの?/講談社
¥1,575
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『もしドラ』の著者、岩崎夏海と宇宙飛行士で現在国際宇宙ステーションにいる星出彰彦さんの対談。


二人の接点なんてなさそうだけど、高校の同級生なのだそうです。



宇宙の何が面白いのか、さっぱり宇宙や宇宙開発に興味がない岩崎氏が星出さんやJAXAの職員の人たちにアグレッシブにインタビューをするお話。



僕は宇宙とか天文学が大好きなので、興味がない人に対して「何で」とか思ってしまうわけですな。


でも世界には飢餓や紛争や環境問題なんかなどたくさんの問題があって、宇宙開発なんかに莫大なお金を使ってる場合なの?って議論はある。


いま火星で探査しているキュリオシティーは2000億円?とかするらしいしね。(もちろんアメリカ国民の税金でできている)


それを引き合いに出されると僕みたいな若輩者は言葉に詰まってしまう。



そんなような質問を岩崎氏は現職のJAXA職員にガンガンぶつけていくわけです。



この本は宇宙に興味ある人も、興味ない人も楽しめるよ。


なにより表紙が魅力的だからね。



砂漠 (新潮文庫)/新潮社
¥780
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これはもう青春小説。


自分の大学時代、マージャンとパチスロばっかりやってた日々を思い出した。



無駄に時間があるから、どーでもいいようなことに時間使ってたもんだ。


大学っていろんなとこ出身のやつらが集まるから、面白いんだよな。



この小説もみんなキャラがいい。(特に西嶋ね)



今や自動麻雀卓じゃないとやる気しないけど、昔は手積みでよくやったもんだ。


麻雀自体も面白いんだけど、友達との馬鹿話がやっぱ一番面白いんだよな。



アホな大学時代を送った人たち、(つまりほとんど全ての大卒者)、この作品はいいよ。


「地球温暖化」神話 終わりの始まり/丸善出版
¥1,890
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この夏いろいろ小説も読んだけど、このノンフィクションが一番衝撃的。


著者は東大の先生なんだけど、地球温暖化について真っ向から否定している。



大気中のCO2って今の何百倍とかの濃度になっても人体には影響ないらしい。


しかもCO2の濃度が増えれば増えるほど食物はよく育つってのが理科の基本中の基本らしく、むしろCO2をたくさん排出することが世界の食料問題の助けになるとのこと。


他にも「え、そうなの?!」というような話がデータの裏付けもありながら満載なので、読んでみる価値はアリ。



よく温暖化の報道で、車のマフラーから出る排気ガスの映像とかあるけど、CO2って無色だから、あれは間違いだよ、というような豆知識まで。



読んでいると、あまりにも世の中が盲目的に温暖化に熱狂していることに対する著者の怒りがひしひしと感じる。


そんなに怒らなくても・・・


でもまぁちょっとみんな一歩引いて、こういう人の意見に耳を傾けることも大事だね。