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読書感想文的書評

書評などと言えるものではございませぬ。

たかが英語! [ 三木谷浩史 ]
¥1,050
楽天

楽天が社内で英語公用語化に至った経緯やらプロセスやらを三木谷さんが語る。




僕としては生徒に英語を学ぶモチベーションをもたせるのとかにヒントになるかな、と思って買ってみたんだけど、なんだかんだで楽天のプロモーションでした。






楽天は国内のネットショッピングでは圧勝しているにも関わらず、世界で勝負するために思い切った判断をしたわけですな。



国内の市場は少子化でこれから先は縮小するしかないもんな。




企業は海外で儲けるしかなくなってくるわけだから、どんな中小企業だって海外進出が有り得るわけです。




僕が教師になるなんて思ってもなかったように、「英語なんて使わない」って思っていたって、否が応にも使わざるを得なくなるかもしれない。



と、いうようなことを三木谷さんは言っておりました。




わりと面白く読めたし、勉強にもなったけど、これを読んでも英語ができるようになるわけではありません。念のため。

カラ売り屋 (講談社文庫)/講談社
¥760
Amazon.co.jp


4編の短編集。


黒木亮は『アジアの隼』しか読んだことなかったのだけど、経済小説で短編なんかうまくまとまるのかしら?とか思いながら、あっというまに読了。



元・金融マンの著者だけに、短編とはいえディテールはしっかりしている。



魑魅魍魎の金融界でお仕事をしているみなさま、ひまつぶしにどうぞ。



あたしはもう足を洗いましたが。






奇跡の脳: 脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)/新潮社
¥662
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これもNHKのスーパープレゼンテーションで気になって購入。



脳科学者が脳卒中の体験を語る。


脳についての知識がない人のために、基本的な説明までしてくれている。



左脳と右脳って絶妙なバランスで支え合ってるんだけど、この著者は左脳のほうで出血があって、右脳しか機能しなくなってしまったなかでニルヴァーナを感じているわけです。


ニルヴァーナ(涅槃)って辞書引いてもいまいちわからないんだけど、宇宙と一体になる一種の神秘体験のようなもの。


左脳が機能しなくなると、自分と自分の周りの世界の境界線みたいなのを感じたり理解したりすることができないらしい。


いままで左脳によって制御されていたものが一気に開放されるあたりの描写はすごい。


この人は脳の専門家なわけだから、「やばい」と思いつつも、右脳の世界で幸福感を感じているわけ。



んー


やっぱり説明するのが難しい。


この本買うか、youtubeで「TED Jill」とか「My Stroke of Insight」とかで検索して、この人のプレゼンを見てくださいませ。



脳卒中は日本人の死因の3位なので、いろんなことに備えて勉強して損なし。


この本は面白く読めるのでいいよ。







ぼくたちと駐在さんの700日戦争〈1〉(小学館文庫)/小学館
¥600
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「先生には子供っぽくて面白くないって思うかもしれないけど・・・暇だったら読んでみてよ」


なんて恥ずかしそうに言って生徒が貸してくれた。


授業ではしゃべってるか爆睡してるかどっちかっていう、体育科のちょっと元気が良すぎる女子なんだけど、読書は好きらしい。


いくつか小説を勧めてたんだけど、勧められるとは思ってなかった。



申し訳ないんだけど、前の学校でも生徒に勧められて面白かったことなど、、、と心の中でつぶやきつつ、


「じゃあ読んでみるよ!」


と元気よく言ってしまった。



で、本当に暇な剣道部の試合の待ち時間に読み始めた。



知らなかったんだけど、最近は横書きの小説ってあるのね。


文庫本を左からめくるという違和感。


大丈夫かーとか思いながら読み始める。




面白い・・・



・・・ぷぷっ




軽く吹いたりしながら速攻読了。



「面白かったよ!」と正直に伝えたら、なんとこの作品は13巻まであるらしく、早速続きを3冊持ってきた。


読むスピードが買うスピードに追いつかず、山積みになっている我が家の本たちを置き去りにして、後ろ髪をひかれつつも、続きが気になってしまうのでした。








Work Hard. Be Nice.: How Two Inspired Teachers .../Highbridge Co
¥2,485
Amazon.co.jp


NHKで月曜の夜11:00からやってる『スーパープレゼンテーション』でビル・ゲイツが紹介していた本書。


教育関係者はコレを読め!って力説してたんだけど、まだ日本語には翻訳されていないようで、しぶしぶ原書を購入するハメに。


1ヵ月かかって読了。



アメリカで20代の若手教師2人が、ヒスパニック系など貧困層が多い地域で低学力の子供たちを大学にに入れるという目標を立てて奮闘し、小学校を作るというノン・フィクション。


彼らが設立したKIPP (Knowledge Is Power Program)という学校は今や全米中にあって、the most promising schoolらしい。



まぁ半人前だけど僕も一応英語の教師なので、そこそこ読めるんだけど、アメリカは日本と教育のシステムが違うようで、なかなか頭に入ってこない。



でも、とにかくこの2人の若い教師の熱血ぶりはすごい。


小学校の話なんだけど、すごい刺激とやる気をもらった。



教師を目指す学生たち、理想と現実のギャップに悩む若手教師たち、是非読んでみて。


そんなに英語も難しくないし、わかんないところ飛ばして読んでも、この2人の教師の奮闘ぶりは伝わります。


そしてなにより、電車とかで洋書読んでると、カッコイイよ。