できた娘の誕生日祝い | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

【転載、複製、自主発言を禁止します】

Hi everyone!

お元気ですか?

今日来たアフリカ系の母娘。

娘さんはまだ20代で、めちゃ可愛くて、清楚で、上品で、まさに「お嬢さん」という言葉がぴったり。

聞くとお誕生日でラスベガスに来たとか。

「ハッピーバースデー!!!」

と言うと、横にいたお母さんが、

「娘が誕生日で、旅行に連れて来てくれてん」

どんだけ親孝行!
見かけだけじゃなくて、中身まで素晴らしい!
果てしなくデキた娘さんやってん。

そのお母さんというのが…。

くたびれた感じで、ホンマに親子?と疑うくらい。

楽な人生ではなかったというより、どこかで人生の階段を踏み外して転倒して落ちたのが、身体中から滲み出てる感じ。

「ロクなこともしてやれんと苦労ばっかりかけたのに」

と言うお母さんに思わず、

「こんなエエお嬢さんを育てはってんから、それだけで素晴らしいですやん」

「You did a good job!」

お嬢さんにも、

「貴女のような人には、絶対にエエことがいっぱいあるから」

それで思い出した。

長男も自分の誕生日にランチをご馳走してくれたこと。

「誕生日のシークレットにぶっ飛び」


私も自慢じゃないが、息子たちにはいっぱい迷惑をかけて来た。


まず長男がわずか4歳、次男が2歳の時に離婚。おかーさんは仕事に忙しくて、夏休みになるやいなや大阪の実家にちびっ子パイロットでひと夏過ごしハメに。


おかーさんの放浪癖のせいで、生まれ故郷のハワイを跡にして、ロサンゼルスで大カルチャーショックの波を浴び…。


ロサンゼルスに来たのは、せっかくアメリカ人として生まれた彼らに、ハワイだけでなくもっと広いアメリカを知って欲しかった、というのもあるけど…。


どう考えても、子供のために自分の人生を犠牲にする親ではなかった。


そやのに、特に主人が逝ってからというもの、どんだけ息子たちに助けられて来たかわかれへん。

心ない大人になりますように、と育てる親はおれへんけど、子供がどんな大人になるかなんてサイコロの目と同じなんかも、という気もする。

若い娘が自分の誕生日に親をラスベガスに連れて来るなんて、なかなかできることとちゃう。

あの雰囲気やと、旅行費用から滞在中の費用まで、全部娘さんが負担してるんやと思う。

彼女を見てると、私も心が洗われる思いやった。

彼女には大きな幸がありますように、とオバハンは思わず心の中で手を合わせた。お願い

今日の社員ランチ。


ご馳走様でした。お願い


#InThisTogether

#AloneTogether

#BeautifulDaughter


ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。

今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。

食いしん坊親子の旅NYCスイーツ編

【記事の一部を引用する時は、「ラスベガス的リタイアの法則:(タイトル)から引用」と記して、リンクを貼っていただけますようお願いします。なおリブログはご自由に】


では、お元気で。

Have a nice day!

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