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Hi everyone!
お元気ですか?
ついに昨日、トロピカーナが67年の歴史に終止符を打った。
トロピカーナは主人とのストリップの定宿だったから、寂しさでいっぱい。
1957年にオープンした時、建設費450万ドルの予定やったんが、1500万ドルに膨らんだんやと。当時は、ラスベガスには高級過ぎるんちゃうか、と言われてたとか。
ストリップ中のホテルが敬意を表して、
「67年に及ぶスペクタクルをありがとう」
のサイン。
「スペクタクル」とは、イメージ的にショーのワンランク上のこと。
トロピカーナは、67年に渡ってラスベガスにスペクタクルを影響してくれたんですよね。
ストリップだけでなく、ダウンタウンのプラザホテルも。
なんだかジーンと胸に来た。
同僚は去年、トロピカーナから移って来たから、
「アンタは寂しいやろ」
と言って、先日書いた「モブアトラクション」の話をした。
私「めちゃエエアトラクションやったで。アンタも行った?」
同僚「行ってない。今はモブ博物館もあるやん?行きたいと思うけど、行ったことないねん。私はあの人らの間で育ったから、行くべきやねんけど」
私「ハ?」
同僚「うちにマフィアの人らしょっちゅう来ててん。子供の私は、皆んなに可愛がってもらった」
Whaaaaaattttt?!?!?!
彼女はベガス生まれやねんけど、恐る恐る聞いてみた。
私「お父さん、何のお仕事してはったん?」
同僚「ピットボスやってん」
WTF⁈⁉︎⁉︎
瞬間的に映画「カジノ」のこのシーンが脳裏を駆け巡った。
テーブルゲームのボスやんか。
道理で。
このシーンの最後に、「すべてを見ているのはEyes in the Sky」とありますが…。
カジノホテルでは、ホンマに監視カメラのことを「Eyes in the sky」と呼びます。
同僚「TIに入る道にMelvin Torme通りってあるやん?メルもうちによう来てた」
メル・トーメは歌手、作曲家などで、代表作はナット・キング・コールが歌ってクリスマスを代表する曲になった「ザ・クリスマスソング」。
ひえ〜。
同僚のお父さんこそ、古き良き往年のベガスを生きた最後の世代かも。
映画「カジノ」のようなベガスは、80年代後半までやったらしいし。
彼女は白人ですが…。
ある時、お客さんが、
「私がラテン系やから、なかなか対応してくれへんの?!」
と詰め寄ったらしい。
2年前に亡くならはったご主人は、どうやらキューバ系やったようで、それで彼女はプッツン来た。
「You don’t know who I sleep with. You don’t know my family. I can’t help your racism. Let me call my manager」
私が誰と寝てるか知らんでしょ。私の家族のことも知らんでしょ。お宅の人種差別には対応でけへんから、マネージャーを呼んできます。
と言うたとか。
スッゴ〜イ!
私もそんなことが言えるようになりたい。
「私、これでクビになってもエエと思った」
お見事な切り返し。
ピットボスやったお父さんの血を引いでる。
今日のおうちご飯は、かき揚げ、母のオムレツ、豚汁にポークジンジャー。
昨日の材料の残りモンを使い切ろうとしたら、昨日よりようけ作ってしもた。
かき揚げはゴボウと玉ねぎと枝豆。
子供の頃は、母が「今日はオムレツ」と言うと、コレやってん。昨日のコロッケに入り切れへんかったタマネギと挽肉の炒め物を卵で包んで。
ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。
今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。
食いしん坊親子の旅NYCスイーツ編
【記事の一部を引用する時は、「ラスベガス的リタイアの法則:(タイトル)から引用」と記して、リンクを貼っていただけますようお願いします。なおリブログはご自由に】
では、お元気で。
Have a nice day!
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