ありがとう、ミネアポリス‼︎ | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

【転載、複製、自主発言を禁止します】

Hi everyone!

お元気ですか?

現在の全米感染者数:3198万7158人以上
全米死者数:57万2106人以上

泣いたーーーーー。笑い泣き笑い泣き笑い泣き


第2級殺人罪、第3級殺人罪、過失致死罪、すべてに有罪判決!!!!!

拍手拍手拍手拍手拍手拍手拍手

「有罪」の言葉を聞いた瞬間、ワッと大粒の涙が溢れ出た。

「ジョージ・フロイドスクエアで判決の瞬間」

 

 

第2級殺人罪から読み上げられ、私もまったく同じやった。


「有罪判決の瞬間ミネアポリス」

 

 

「有罪!」と誰かが叫んだ瞬間に、歓喜の叫びが。

「Say his name!」(名前は何?)の掛け声で「ジョージ・フロイド!」の合唱と「All three counts!!!」(3罪全部!!!)。


「ジョージ・フロイド!と叫びながら男泣き」

 

 

全米で上がる歓喜。


「サードアベニュー」

 

 

「タンバリンを鳴らして喜ぶ女性」

 

 「なんで鳴らしてるん?」


「3罪全部で有罪!!!」


白人のシニア女性が小躍りして喜ぶ姿に、胸を打たれました。


特に心に響いたのはこの画像。

「有罪判決の事実が次第に心に沁み込む人」

ワシントンD.C.のブラックライブズマタープラザのようですが、交差点で座り込んで男泣き。

今まで数え切れないほどの警官が、アフリカ系を殺害しても有罪判決に至ることはなかった。起訴すらされないケースも多々あった。

警官がアフリカ系殺害で有罪判決が出たのは初めてのことだからこそ、この有罪判決の持つ意味は大きい。

「ブリアナ・テイラーやトレイボン・マーティンや、その他大勢の無駄死にした人の家族のことを考えずにはおられへん。
州司法長官キース・エリソンのようなビジョンのあるリーダーが、アフリカ系の命の尊さをわかって起訴してくれると、どんだけ違う」

「これはジョージ・フロイドだけとちゃうねん。ブリアナ・テイラー、エリック・ガーナー、トレイボン・マーティン、タミア・ライス、ダンテ・ライト、ロドニー・キングのためでもあるねん。もっと言うたら、アメリカにおけるアフリカ系の命の尊さのことやねん」

「考えてみ。アフリカ系男性を真っ昼間に殺して、それがビデオに残ってても、白人警官が有罪判決になるには、国を挙げて国民が一丸になってサポートせなアカンかってんで」

「ペンシルベニアからBLMプラザに来ていたカップル、ロンドンとステファニーと一緒に判決を聞いた。裁判官が『有罪。有罪。有罪』と読み上げると、ロンドンは嗚咽し出した。『オーマイガッ』とつぶやくと、彼女は彼の腕をしっかり握った。『神様、ありがとう』」

「僕も家で泣いた。最初は気分悪なって、それから歓喜して。けどこれは大海のひとしずくでしかないことに気づいた。けどないよりはマシや」

「同感。僕も喜びと安堵で涙出た。ほんでもっと頑張らなアカンと心に誓った」

上のツイートに登場したミネソタ州司法長官キース・エリソンが、判決の後で記者会見しました。

「真の正義ではないが、責任追及にはなった」

 

 「長時間にわたる気の遠くなるような作業は、今日その頂点を迎えたけれど、今日の判決を僕は正義だとは呼びません。本当の正義は真の回復を意味するから。ですが少なくとも責任追及にはなった。責任追及が、正義の道への第1歩ではあります。正義を求めるのは、これから皆さんの肩にかかっています」


キース・エリソンのスピーチにちょっと感動しました。ジョージ・フロイドスクエアでも、集まった人全員が全身全霊で聴いているように見えた。

この動画には出てこないけれど、エリソンのスピーチで私が感動したのは下。

「キース・エリソン州司法長官:『ジョージ・フロイドの命は大切やった。なぜかと言うと彼は人間やから。その事実から目を背けることは絶対にできない」

エリソンも使った「Accountability」という単語は日本語に訳しづらい言葉ですが、責任追及して責任の所在を明らかにし、きちんと責任を取ってもらうこと。

誰かが誰かの手にかかって殺されたら、どういう状況であれその責任の所在を明らかにするは当たり前。そやのに被害者がアフリカ系で加害者が警官の場合は、ここまでせな有罪判決が出えへんかった。
アメリカに根付く問題はそこ。


「有罪判決が出たのは、勇気ある子供ダニエラ・フレージャーのお陰なんを忘れたらアカン。あの子が警官暴行を撮影したから。そのせいで脅迫されて、トラウマに陥ってんで」

「ダニエラ・フレージャーはわずか17歳で、9歳の従兄弟にお菓子を買ってあげるために通りかかってん。そこでデレク・ショービンがジョージ・フロイドの首に膝をかけてるのを見て立ち止まって撮影してん」

「ダニエラ・フレージャーは世界を変えた」

その後、眠れない夜が続き、力づくで警官を止めなくてごめんなさいと、毎晩ベッドの中で天国のジョージ・フロイドに謝ったと、彼女は裁判で証言した。

ダニエラに言ってあげたいです。

アンタのしたことは、人々に勇気を与えてん。アンタは悪ないねん。悪いのはショービンやねん。アンタが撮影したからこそ、ショービンは有罪になってんで。
ジョージも天国からきっと「ありがとう」ってお礼言うてるから。

自分を責めたらアカン。
アンタが世界を変えてんから。

ありがとう、ダニエラ!
ありがとう、キース!
ありがとう、検察チーム!
ありがとう、陪審員!

ありがとう、ミネアポリス!

#InThisTogether
#AloneTogether
#BlackLivesMatter

ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ったら乗り切れるから。

今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。

ピンクハートユーチューブ「至福のロールケーキ」をアップしてます。簡単なのに絶品なので、ぜひお試しを。ラブラブ

では、お元気で。

Have a nice day!

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