お元気ですか?
今回のオリンピックは、地球の真裏での開催なので、日本の皆さんは総じて寝不足なのでは?
だって、こんなに日本選手が大活躍のオリンピックですから、応援せずにはいられないし。
感動せずにはいられないし。
昨日はまたニッポン男子がヤッてくれました。
まず200Mバタフライの決勝。
坂井聖人選手、もうスゴイのひと言!
あの伝説の人マイケル・フェルプスにわずか!0.04秒の差で堂々の銀メダル!
プールがあと5メートル長かったら、フェルプスを追い抜いていたんじゃ。
フェルプスの勝負強さに、金メダルを持って行かれたような感じ。
フェルプスは、いくらなんでももう引退だから、またまた東京オリンピックの楽しみがひとつ増えました。
それにしても、フェルプスもすっかりお父さん顔になりました。
12年前の映像が流れると、びっくりするくらい。
昔の可愛かったこと。
アメリカ人選手では、女子体操のギャビー・ダグラスが、すっかりオンナの色気ムンムンになっていて…。
彼女の場合は、わずか4年前ですが、体操競技にはもう似合わないようなオンナ加減で、引率のお姉さんのような趣き。
シモン・バイルスのような新星が現れて、見ていてちょっとイタいくらい。
オリンピック選手の世代の交代を、目の当たりに見ているようで、時間とは時になんて残酷なのでしょう、と思わずにはいられない。
ギャビーには、お疲れ様でした、と言ってあげたい。
シモンの生い立ちがスゴイですね〜。
お母さんが麻薬中毒で、親権を剥奪されたので、祖父母が親権を得て育てたとか。
もうその辺の映画を上回るドラマぶり。
今大会にも、元祖父母(戸籍上は現両親)の姿はありますが、生みの親はその存在すらないという…。
さらに、日本選手も、内村航平選手がすっかり年輪を刻んで、風格にも貫禄がにじみ出て…。
ここでも白井健三選手のような若手が台頭してきて、やっぱり世代の交代を感じます。
こういう風に、次なる主役が現れて、世代交代していくことを英語で、
Changing of the guard
と言います。
ちょっとカッコいい響きです。
これに通ずるものがあるのが、ダグラス・マッカーサーの名台詞。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」
コレ、原文では、
Old soldiers never die, but fade away.
こんな名台詞をいじくり回すのもナンですが…。
畏れながらヒトコト言わせていただくと、この訳はちょっとワケありかと…。
肝心の本意が、それこそ「消え去った」ような…。
ワタシ的超訳すると、
老兵は消え去らず。記憶の中で生き続ける。
Fade awayのニュアンスを酌むと、「消え去る」んじゃなくて、記憶の中に残った存在感が、時間とともに次第に薄れていくだけで、全く消え去ることはない、という真反対の意味になるんですね。
トルーマン大統領に解雇されたマッカーサーの、いわば議会での捨て台詞ですから、消えちゃってはイカンのです。
で、この名台詞が、ベテランのオリンピック選手に重なってしょーがないんですね〜。
それにしても、なんだかミョーに、自分の歳を感じずにはいられない大会です。
さて、今日はラスベガスに引越して、丸1年目。
ということは、引退して1年を過ぎたわけで、時間の経つのが早すぎる。
去年の今頃を思い出すと、それだけで、ど〜〜っと疲れを感じて吐きそうになるワタシ。
肉体的にも精神的にも、かなり究極を突っ走っていたあの日々。
心の平静を取り戻すために越して来たラスベガスですが、そのために乗り越えなければならなかった怒涛の日々。
トラウマが入ったくらいの壮絶さでした。
今、こうしてここにいるのが、
本当にあの大変だった日々が過ぎ去ったのが、
1年経って振り返ってみると、信じられない想いでいっぱい。
暑いのなんのとブーたれてますが、でもって、ホント〜にハンパない暑さですが、これはもう主人に感謝、感謝しかありません。
いつもエラソーに言っていても、でもって、いつも説教ばかりしている嫁ですが、心の底からホント〜に、ホント〜に感謝しているのよ〜。
ということで、今日は記念のディナーに行ってきます。
超久しぶりのデートナイト。
楽しみっ
では、お元気で!
Have a nice day!