ちもとの和菓子づくり
「ちもと」が箱根にのれんを預かりまして、もうすぐ60年。
私で三代目の主となります。
私たちは、今もなお、先代より受け継いだ和菓子づくりの精神を守り
美味しく、安心してお召し上がり頂ける和菓子をお届けしています。
昨今は、多くの添加物が和菓子に使われるようになり
製造した和菓子を急速冷凍庫に保存し、解凍して販売する和菓子店の方が多い
といった悲しい時代となってしまいました。
私たちは、素材のチカラを大切にしています。
和菓子は野菜のケーキとも言えます。
小豆、砂糖、お米、寒天、栗や抹茶などなど
みんな土と海から採られたものばかりから、和菓子はつくられます。
その自然の恵みの寿命が「消費期限」となる、というのが私たちの考え方です。
私たちの製造現場は、常温で空調は入っていません。
暑い時期、寒い時期、晴れの日、雨の日。
刻々と変化する気候のなかで、職人たちは少しづつ配合を変えながら和菓子をつくっています。
なんとなく美味しい。なんとなく安心して食べられる。
そんな、やさしい和菓子屋さんでありたい。
私たちの一本道は、どこまでも続いてゆきます。
はじめまして
はじめまして。
箱根湯本にございます和菓子店「ちもと」
三代目主人の杉山隆寛と申します。
このたび、オフシャルホームページにアップしておりますブログを
こちらアメブロに引っ越ししました。
引き続き、渾身の日記にお付き合い下さいませ。