湯もちのキモチ -108ページ目

其中庵


湯もちのキモチ


北大路魯山人が生前住まっていたという
鎌倉「其中庵」を訪ねてきました。

「其中庵」は陶芸の館。
魯山人といえば芸術のみならず「食」においても
現在まで逸話が伝えられる人物として有名です。

其中庵の庵主の言葉をお借りすれば
自らが作品を創出をするよりむしろ
消費者の視点にたって、対象物を見る人物であった、と。

庵主の作陶にあたっての考え方。それは
自分のつくりだしたいものを、創出していくのではなく
粘土の良さを引き出す器をつくりだすために、自分はある。

緑深き庵の中で、私たちも作陶に打ち込み
庵主との楽しい会話、美味しい御食事に舌鼓をうちました。

善光寺


湯もちのキモチ


7年に一度の御開帳を開けた、善光寺。

回向柱は御開帳ののちも、参拝者のために一ヶ月ほど祀られているそうです。


今回の長野訪問は、門前にある「宿坊」泊まりでした。

まるで修学旅行を思わせるたたみのお部屋に、仲間と布団をならべて休みます。


善光寺までは、本当に歩いてすぐ。


この写真は早朝のもので、人影もまばらですが

今年の御開帳は、過去にない大変な人出だったそうです。


門前町も賑わいをみせていまして

箱根も負けずに頑張らなければいけません!

八里


湯もちのキモチ


愛らしい鈴の形をした最中です。


「箱根八里は馬子でも越すが~」と唄われた、天下の剣箱根。

その険しい道のりを、馬をひき道案内をしたと言われる「馬子衆」

彼らが手元から下げていたとされる鈴を御菓子にしました。


鈴は神に仕える、神聖で幸福をもたらすものとされます。

その鈴を、朱・白・紫の紐で結いました。


中は北海道産小豆のこしあん。

最中の種は、国産もち米を搗き香ばしく丁寧に焼き上げた、手作りの味です。


御祝いの御席の引き菓子としてもご好評を頂戴しております。