「がんですね」と言われた日から、今日で５年です
泣いたり笑ったり、苦しんだり楽しんだりしながら、なんとか５年間生き延びました
繰り返しになりますが、パート先でお腹が痛くなり、冷や汗脂汗ポタポタしながら１時間以上トイレに籠もり多大な迷惑をかけてしまい、翌日の朝ケチャップのような血便を確認したので、病院へ行きました
そこでなんといきなりその場で大腸内視鏡検査をしてもらい、直後の診察で癌だと告げられました
あまりに突然でビックリして逆に冷静になってしまい「そうですか」と答えたのをよく覚えています
その時点ではまだ初期だろうと思っていたので、手術して取ったら治るんだと信じていました
ところが紹介してもらった総合病院で検査すると肝臓に転移があり、S状結腸癌のステージⅣであることがわかりました
さすがにショックで、急に迫って来た死が恐ろしくて恐ろしくて…
病院では夫婦共になんとか涙をこらえ、家に帰ってから泣きまくりました
その後、手術と抗がん剤を繰り返し、髪の毛を失ったり痩せたり太ったりしながら、今に至ります
驚くことにまだまだ食欲があり、体重が増えたりもしているのです
病院にはいつも１人で行くので、「あの人本当にガンなのかしら？」と思われていると思います
先日、親姉弟家族に５年生存を祝ってもらいましたが、その時も母に「誰よりも健康そうに見える体型だわ」と言われました
蟹のコースでお祝いしてもらいました
丁度５年前、子供の日に親姉弟家族と集まり楽しく食事をして、人の分まで盛々食べた数日後に癌宣告をされたので、みんな全然信じられない様子で、かなり驚いていました
先のことなんて全然考えられなくて、とりあえず１年後普通に暮らしていられることを強く願いました
そんな小さな夢を叶えながら、今日まで生かされてきました
あと１年、生きられるかどうかわかりませんが、終活も頑張りながら精一杯生きたいと思います
ブログで自分の気持ちを吐き出すこと、いいねを貰うことも生きる活力になっています
本当にありがとうございます
どうかこれからも、よろしくお願い致します
