週の始まりなんだけれども、、、鬱々とひとり語り | ロンドン郊外で日本語教師

ロンドン郊外で日本語教師

試行錯誤四苦八苦しながらぼちぼち教え始めました。

気持ちはスキッとしませんね〜〜。。。

 

昨日今日と、もう典型的な冬のイギリス、と言うどんよりとした灰色の空が一日中続いていて・・・

若い頃はイギリスの天気に、気持ちが左右されるような事は無かったんですけれどねぇ。。。

 考えてみたら、更年期に入り、加えて子宮体癌で卵巣も取っちゃってから、天候に気分が左右されるようになった気がします。

 

女性ホルモンの減少って何か関係あるんでしょうかね。

 

これでテニスをしなくなったら、完全に季節性抑鬱症に罹ってしまいそうな感じ・・・。

 

あ、でも、それ対応の電灯なんか買ってありますし、(息子は今や可愛くはないけれど)桜さんは可愛いし、友人も外に連れ出してくれるんで、やっていけます。

 

それとね〜〜・・・最近はね〜

 暗いニュース多くてね、気分は落ち込みますわ〜😮‍💨・・・

 

ボリスのパーティーなんて、いいんです、もう、あんなのは、下らない話と掃き捨てられる。

辞めるなり何なり、勝手にどうぞです。

 

COVIDもね、ロンドンはピークを越えたし、イギリスはもう直ぐ規制全撤廃、、、

オミクロンの中で新種・新株?が出て来て、デンマークではほぼその新種にオミクロン・オリジナルは置換された、とか言う話も耳に入っては来ましたが、ブースターも終えたし、もうこれ以上何が出来る???

予防の習慣も付いたので、このまま自分の生活は持続、と言うので別にCOVIDの事で落ち込んではいないです。。。

 

 

それよりなにより、、、

 

 

先ずはね。。。

 

ロンドンの、ティーンのナイフクライム(ナイフによる傷害/殺人)が、2021年は記録的に多かったと言う報道。。。

 月曜の朝、車の中で聴いてたラジオでね、特集を組んでて、遣る瀬無くなりますなぁ。。。

 

それと、きな臭さが、欧州を覆っています・・・ 

 

 

もし、ロシアがウクライナへ侵攻したら、イギリスは派兵するかもしれないって。。。

 

 

 

こんな事もあった中で

 

中央アジアに影響力を及ぼしたいロシアと中国。。。

今回の件で、カザフスタンはロシアにより近づいた感があるとは言われているけれど、

近平の一帯一路の目玉の国でもあって、

おそらく胸の内は、中露双方色々な思惑が渦巻いているとは思われますが、

 

それでも、この会談の後だけに、

 

いち早くカザフスタン政府への支持表明

自国民に対して、Shot to death(頭を狙う!!)の命令を躊躇せずに出せる政府を支持、って・・・。

『私も同じ穴の狢でござる』と言っているようなもんですが、、、

そんなことは今更世界中誰も周知なんですけれどね。。。

 

国際関係の内、アジア地域の専門家の中には、

欧州が、ロシアのウクライナ侵攻にフォーカスしている間に、

近平も何かやらかすんじゃないか、と言う心配をしている人もいて、

 

こんな事なんかあると、

さもありなんか、と思ってしまう・・・。

 

冬季北京オリンピックの開催中、または閉幕直後に

ロシアはウクライナに、

中国は台湾に、 

侵攻するんじゃないか、と 

『恐(おそ)ロシアで困っチャイナ』なシチュエーションの可能性を説く人もいるけれど

 

ロシアはともかく、中国はまだ台湾に実力行使はしないだろう。。。

するなら、尖閣上陸くらいなもんか。

そこでアメリカの出方を見て、

『これは個人が愛国心に則って起こした行為であり、単なる偶発的な事件、国としての意図的行動ではない』

とかなんとか言うんだろう、それくらいはやりそうだ。

 

こんな報道もあったけど。。。

オリンピックは、ゼロCOVIDと共に成功させなくちゃいけないからね。

面子の国だし。。。

 

ウクライナ侵攻で世界の注目が逸れたり、世界が震撼したりするのは

北京冬季五輪開催中には避けてもらいたいよね。

気持ちは判る、、、

なのに、なんで否定するのかなぁ??? 

冗談でもいいから、『五輪精神に則って、五輪開催中は世界は平和であるべきだ』

くらい言ったって、プーチンに叱られたりはしないのでは???

 

 

上記のニュースと関係ないようで、関係ある話。

 

人の幸せって、なんだろう?

って思ったら、それは選択肢が多い事。

そしてそれを選ぶ自由がある事。

その自由は、当然国からも保障されている事。

 

ロンドンの ナイフクライム然り。

『あれ?イギリスって民主主義の国で何事にも選択の自由ってあるでしょ?』って思うかもしれないけれど、

そりゃありますよ。

だけれども、自分には選択肢がある、って言う事をきちんと解っているか否かは、実は別の話。

 

イギリスって、未だ階級社会の名残もあって、ブルーカラークラスはブルーカラークラス、移民社会にも色々とある。

次世代への教育を重視した第一世代を持った移民の子はラッキーだ。親世代が身を粉にして働いて、子供に教育の機会を与える事で、子供の将来への選択肢は広がる。

町のハイストリートで小さいニュースエージェント(イギリス版コンビニ)などを細々と営む親から、Lawyer(弁護士/検事/判事)、Chartered Accountant(公認会計士)、Medical Doctor(医者)、銀行家などが育ち、ネオミドルクラスとなって、その次世代は、生まれた時から、住む場所、行く学校など、第二世代とも全く違う環境で育っていく。。。

 

ところが、ナイフクライムに陥るティーンたちは、全く違う。

『将来何になりたいか?』と訊かれた時に、思い浮かべる事が出来る職種が、大変大変少ないらしい。

お金持ちになりたい、じゃぁ将来どんな仕事に就きたい?、と訊けば、

『セレブリティー:サッカー選手かリアリティーショーに出演するタレント』がTOPに上がるそうだ。

 

つまりね、、、選択肢を知らない、無いんです。

将来の選択肢が無いから、勉強だってしない。。。大切さが分からない。。。

 

まぁ、そんな単純な問題でもなく、教育の機会は均等にあり、社会からのヘルプもある、だけれど、親世代に全く金銭的時間的精神的余裕も無く、子世代に上手に行政から充てがう事が出来ないでいて、結果、子供達は将来への選択肢の少なさ故に希望も見えず、一度道を踏み外してしまえばそのままギャング化して行く。。。

歪んだ自尊心と自己顕示欲は攻撃性に出現して、本当は自分に自信が無いのにナイフを持つ事で虚栄心を満たして、そして使ってしまう。。。

 

選択肢の話しで、パンデミック時に出て来た新たな論争。。。

COVIDのワクチン接種をするかしないか。。。

 

選択はもちろん個人の自由。

公共衛生の重要性に鑑みて、例えば幼児期の一連の予防接種のように義務化されている訳では無いので、それは自分で情報を集め判断するしかない。

打たない選択、打つ選択、どちらを選ぶにせよ、

『ワクチン打ったら5年以内に死ぬ』だの、なんだの打とうとしている人や打った人に言っちゃいけないし、

『ワクチン打たないのは非国民』のように差別もいかんでしょ、、、

 

私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。

I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it.

 

ヴォルテールでしたっけね。

 

欧州で頻発した、反マスク・反ワクチン義務化のデモに対しても、マスクに抵抗無いし、ワクチンだって打つよって言う人々には、眉を顰めるような感じだったけれど、それでも、それは彼らの正当な選択の自由の権利であって、集会の自由の権利でもある訳だから、『ご自由に。。。ワクチンも打たず、あんなにマスク無しで集まって、罹患したら自己責任だわなぁ。我々は近づかないけどね。』でしたね。。。

 

ワクチンだって、国に潤沢な予算があって(無くたって債券発行で市場(若しくは国内中央銀行)から容易に予算を得られる)、製造会社と早い段階で交渉しワクチンの取得枠を得た国の国民でなければ、COVAXからの限られた供給量では、

接種するかしないかの選択肢など、目の前に無い訳で・・・。

 

 

言うまでもなく、、、

大事な選択肢の権利と言えば、選挙権。。。

 

全部直接選挙だと、ポピュリズムに流れて危ないし、議会制民主主義だと、ボリスなんて嫌いなんだけどなぁ〜って思ったって、ボリスは首相だったり、Brexitが実現しちゃったりする訳で、

 

ウチだって選挙やってるよ、だから民主国家なんだぜ!

って言ったって、

対立候補に毒盛っちゃったりするんぢゃ〜ねぇ。。。

 

 

自分のお膝元では、アイドルグループの選挙すら許さず、

香港では、香港立法会は、もはや完全に民主派が一掃されて

民意などない親中派議員のみの立法会。。。

選挙の意味すらまるでない議会に成り果てた・・・。

普段は、お金が儲かる話の方が重要でほぼノンポリだった香港人が、

これだけ政治に対して本気を出したって、凄い事なんだよなぁ・・・

 

12年、香港に住んだ身としては、、、

今の香港の姿は、本当に哀しい・・・

 

 

イギリスはね、去る前にガッチリ選挙制度を残しておくべきだったんだよね・・・

新しい空港なんかじゃ無くてさ。。。

 

そう言えば、最近香港系の人が地元に増えたなぁ・・・と感じます。

スーパーやスポーツクラブなど、お見かけする機会が格段に増えた気がする。。。

これのお蔭ですね。

 

今では、BNOパスポートをわざわざ取らなくても、出生年月日からBNOにeligibleであれば、即英国移住の申請ができるようになっている筈です。

 

イギリスは、香港返還時に、希望する香港人全員に、BNOじゃ無くてイギリスのフルパスポートを約束するべきだったと私は思う。ポルトガルが、マカオ市民に対してしたように・・・。

そんな心配するほど本国に押し寄せるような事は、香港人だってしなかった筈。

香港人は香港大好きだしね。

 

 

とにかく、

 

選挙で物が言えない、言わせない、

 

自分が住む国を、どうしたいか、どうなってもらいたいか、どう言う方向に進んで行こうとしているのか?

 

全く自分の意見などが投影される選択肢が奪われている訳だから・・・

 

人に選択肢を認めない、

それが=(Equal) 人権を認めない、と言う事に直結すると思うよ、私は・・・。

 

 

 

香港の話に戻ろう・・・

 

あぁ、もう、上海が十分に中国の金融都市として確固たる地位は築いたんじゃないですか???

 

 

香港なんて、もう大きな国の鼻くそみたいな大きさでしょう、

どうかどうかもう香港の事は、どーでもよろしい、と放置していただきたい!

 

と、私は言いたい、、、、

 

 

こんな私的な個人の呟きだけれど、五毛党の目に止まったりして、

 

通報されてブラックリストに載って、

香港の空港に降り立ったら、逮捕?!

とかにならないといいなぁ、、、、私・・・

 

あぁぁ、最後は、大好きな香港についての愚痴になってしまった・・・

 

やっぱりね〜、天気暗いと、発想も暗くなる、のかなぁ・・・

 

 

さぁ、仕事しなければ!