みんなの畑に植えた夏野菜が最初の収穫を迎え始めています。
トップバッターはズッキーニでした。
 

 
ズッキーニは夏の間中、ずっと収穫できる優秀な野菜だけど、
あまりに出来過ぎてそのうち飽きてくるんですよねー。
でも、初収穫はやっぱりテンション上がるーチュー
 
 
新玉ねぎ、今季最後のグリーンピースと一緒にソテーにしました。
そのままコントルノ(副菜)としてメイン料理と一緒に食べます。
 
いっぱい作ったので、ちょっと新しい試みを。
 
 
こうして見るとお豆腐、冷ややっこに見えませんか?
 
 
ストラッキーノというフレッシュタイプのチーズなんです。
 
イタリア語で「疲れ」は「スタンカ」
ヴェネトやロンバルディア、トスカーナ州辺りの古語だと「ストラッケ」
チーズの名前の由来はここから来てるのだそうです。
 
夏のアルプスで放牧されていた牛が、秋に疲れて里に降りてきたところを搾乳して作るチーズでした。
ミルクの収量が少なくて、でも、そこから出来るだけ多くのチーズを作るために生まれたレシピ。
というわけで疲れた牛のミルクで作るから「ストラッキーノチーズ」
 
今では疲れてない牛のミルクで作る大量生産品もあり、スーパーでお手頃価格で買えます。
このサイズで1ユーロぐらいなので、まさに日本のお豆腐感覚。
 
 
酸味が爽やかでねっとりとしたテクスチャーが特徴的。
クリームみたいに何かに塗って食べることもできるので、
エミリア・ロマーニャ州ではピアディナの定番です。