地中海に浮かぶ半島であるイタリアは実はお魚大国でもあります。
海沿いの地域に住む人々はふだんからお魚を常食してるし、
種類もとても豊富です。
プーリア州の一部地域ではタコを生で食べることもあるらしいし
そんなわけで魚屋さんへ行ってもあまりに種類が多過ぎてよく分からず、
結局いつも同じものを買ってしまいがち
ガンベロ、ガンベローネ、ガンベレッティで、エビ、車エビ、小エビとか。
カラマーリ、セッピエで、ヤリイカ、甲イカに、トターノと言う柔らかくて大きなイカとか。
それに、サルモーネでサーモン、トンノでマグロ。
先日、TonnettoAlletterato、トンネット・アッレッテラートというのを買ってみたのですけどね。
トンノの小さいのかなぁ、ぐらいな感覚で。
調べてみると確かに小さなマグロで、カツオと間違われることもある、とありました。
とりあえずイタリア風に、オリーブオイル、ニンニク、玉ねぎ、白ワイン、トマトの水煮、ケーパー、ミントで料理してみる。
身がマグロのように赤くなく白っぽいし、調理中の匂いもやっぱり様子が違います
両面を焼いて出来上がり。
食べてみたら、やっぱりカジキマグロっぽい
カツオのような雰囲気もあるけど、そこまで青魚臭くないです。
食感がマグロに比べるとボソボソしてるけど、
それは調理の仕方によっても変わって来るでしょうし、
こんなふうに濃い目の味付けにするなら、悪くないですね
お刺身で食べる気はまったくしないけど