日中の暑さが5月の平均気温を10度近く上回る日が
2週間ほど続いているイタリアです。
アフリカから吹いてくるシロッコのせいですね。
砂漠の熱い砂で温められた風が海を渡り湿気を含み、
それがそのままブワーっとイタリア全土に吹き込んでくるのです。
高温多湿な日本の夏みたいな感じなんですよっ
予報によると今週末にはこの暑さも収まり、ひと雨ありそうですけど。
そんなわけで日本の夏に食べると美味しそうなものを食べる日々です。
魚屋さんにもよく行ってます。
冬はすっかり遠ざかっていたのに。
近所の魚屋さんは私が日本人と知ってるので、
行くたびにその日、生で食べても大丈夫なのを教えてくれます
このマグロも生食OKというので買ってみました。
魚屋さんのシーフードミックスはマストバイ
多めに買って小分け冷凍しておきます。
安定の生食OKなエビと、天ぷらにしようと思って買った魚。
Frittereフリッテレとしか書かれてなくて、揚げる用の魚なんでしょうけど、
行くたびに確認するのを忘れる
ホントはアジフライを食べたい気分だったんですよね。
でもなかったので、見た目が似てたこの魚を選びました。
イタリアではこれぐらいのサイズの魚だと丸ごと揚げますね
日本のようにきれいにさばいたりしません。
というわけで自分でやる
頭を切りつつ、エラと内臓も一緒に取る。
腹の部分を三角に切って残った腸も取り、骨に沿って包丁を入れ開く。
そして骨だけ外して、下処理の終了。
たしかにこの作業を大ざっぱなイタリア人がやったら
食べるところがなくなっちゃうでしょうね
さばいていて感じたけど、ハゼみたい。
そういえばハゼも揚げると美味しい魚ですものね。
お魚を揚げるので、ついでに野菜も。
暑いので食後はテラスでまったり夜風に吹かれる。
そう、太陽が沈むと一気に涼しくなるのです。
これが日本の夏と違って過ごしやすいところですね。