仕事を辞めた訳 | みけねこの癌闘病&介護日記〜Tomorrow is another day.〜

みけねこの癌闘病&介護日記〜Tomorrow is another day.〜

大腸癌が発見されて以来、私の人生感・死生観が変わり始めました。
癌サバイバーになり、自身の闘病記として 同じ病気の方に少しでも役に立ちたい思いからブログを始めました。合わせて認知症の母親の介護も記録していきます。

貧血が酷く(ヘモグロビン値 9)仕事中に目の前が真っ白になって座り込む事が何度もあり、紹介状を書いて貰って、総合病院の内科に受診したことは、以前の記事に記した。

CT検査をする事になり、カメラで調べた方が詳しく分かると言われて、胃と大腸の内視鏡検査の予約をした。

胃の方は口から何度も経験してて、とても辛かったので、鼻から出来ないかお願いした。
意向通り鼻から行い、検査中も医師と話す事ができ余裕でモニターも見れた。
胃は十二指腸付近に小さなポリープがあり、生検に出したが異常なし。

別の日に大腸内視鏡検査。
前の記事にも触れたが、先生が上手かったのか全く痛くなかった。
強いて言えば、ファイバースコープが癌のあるところを擦った時に少し違和感があったくらい。
余裕でモニターを見ながら、先生と癌の大きさや外科的手術になること、術後復職したいので出来るだけ早く手術をしたいこと等を話した。

前置きがとても長くなったが、内視鏡検査で癌が見つかった時には、何の迷いなく復職を考えてた。

手術の日程が分かり次第、上司に復職の日にちを相談した。
結果、退院して1か月後に復職。

最初は軽い物を持っただけでもお腹に少し痛みを感じたりしてたが、順調に仕事も出来るように。

だが、病理検査で ステージⅢbと分かり、再発率や5年生存率の話を聞いて悩み始めた。

このまま仕事を続けて万が一 再発した場合、仕事を頑張ったから満足したと思えるか?
仕事で旅行する日にちが取れないことや、趣味のヨガ・フラワーアレンジメント教室を休止続けなければならないこと等。やりたい事がやれなくても後悔しないか?

自問自答し続けて、ある日 家族に退職することを話した。
復職には家族はあまり賛成ではなかったので、「あっそう?」な感じで受け入れてくれた。

それともう一つ、実母の介護もあった。
認知症の実母の介護をひとりでやるには、ストレスが溜まりまくる!
ストレスは万病の元であり、特に癌体質には良くないだろうな…と前々から思ってはいた。

と言う訳で、年度末まで働き仕事を辞めた訳だが、友達の殆どが働いているので自分だけ取り残されてるような気持ちがないわけでもなく、複雑な心境である。

結局、ナイモノネダリなのだ!と割り切っている。