自分がクラシック音楽に求めていきたいもの、演奏の理想…など変化し続け、生涯かけてやっていきたい方向性が見え始めたこの3年。
3年前、病気のため、3ヶ月間ピアノは一切弾けず寝込んだ時から変わり始めました。
その間に東日本大震災がありました。私の人生を大きく変えてしまうようなすごい演奏との出会いがありました。
今後、多少の変更はあるでしょうけど、その根底にあるものはきっとブレない。
それは、人としての生き方を併せた職業の目的、という部分まで考えを掘り下げられるようになったからです。
落ち着きを得た今、というより、冷静に音楽と向き合うことができるようになった今、そこに積み重ねていくように昔の憧れのようなものが思い出され加わっていきます。
昨日、ソチ五輪の閉会式でしたね。リアルタイムで鑑賞してました。素敵な演出がいっぱいで、またまたいい時間を過ごさせていただきました。
開会式は観ていないので分からないですが、閉会式ではロシア音楽がたくさん使用され、私の心の奥深いところが刺激されたようです。
ロシアの民族色あふれるメロディーや和声(音の色合い)、リズムがもうたまらない(^^)
そして、私がロシア音楽の世界に飛び込んだ時の感動がよみがえりました。
初めて曲として認識したのが、真央ちゃんがFSで使用し、閉会式でも演奏されたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。
夜、ピアノの練習を終えてレコード鑑賞しながらおもちゃで遊んでいたあの日のこと。まだ幼稚園の頃でしょう。部屋の様子、においまでしっかり覚えています。
初めて抱いたロシア音楽への憧れでした。
この曲を弾いたり聴いたりするとにおいや空気が変わる。久々に楽譜を出してきて弾いてみました。あれあれ、すぐには弾けない(笑)。
今では、人前ではほとんど弾かないロシア音楽。
ラフマニノフ、プロコフィエフ、チャイコフスキー…
人前でも再び弾きたいな…と、大きな気持ちの変化がありました。
もちろん、特に敬愛するモーツァルトやショパンもこれまで通り弾いていたい。
演奏活動で弾く作曲家、弾かない作曲家。ちゃんと理由があります。
ロシアものに対して弾かない理由ではなく、今後は弾く理由を見つけたいと思います。
そう。弾きたい!という感情だけでの演奏活動は今はしていないのですよ。
もっとシンプルに考えれば?と言われそうですが、なんといっても自分自身の気持ちと折り合ってこその演奏ですから、私なりの考えを大事にしてるのです。
昨年は特に、ピアノ一色になってた感じだけど、ほかの世界から見えてくるものもいっぱいあるなぁと今改めて感じます。
憧れを持ち続けるってやっぱり素敵なことです(^^)
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♪♪2014年コンサート情報♪♪
【佐藤由美ピアノリサイタル】
日時:2014年11月11日(火)18:30開場 / 19:00開演
場所:電気文化会館ザ・コンサートホール
<プログラム>
モーツァルト:ピアノソナタ ハ長調 KV279
ラヴェル:夜のガスパール
ショパン:スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
リスト:ピアノソナタ ロ短調
詳細については調整中。