マネーライフコンサルタントの
小谷由美です。日ごろはリアルで
お客様からの相談を受けています
前回は、ライフプラン診断で必要なお金の計算
をして、未来にいくら必要なのかを確認しました
(まだ行っていない方はこちらから↓)
これで、具体的な必要資金が計算できました
これを元に貯蓄や投資を実行できます
今後、毎月、毎回、同じ金額を貯蓄しても
いいのですが、少しでも、節約やお金の
使い方を見直して、徐々にでも、積立額
を増やしていけるといいですよね
そこで、
今日は、貯めるお金を増やすための、
賢い固定費の考え方と見直し方についてお話
しようと思います
★賢い固定費の考え方、見直し方★
1.住宅ローンについて
※変動金利で返済している場合は
今後、金利が上がる可能性があります
仮に0.5%上がった場合はいくら月返済額
があがるのかなど、シュミレーション
しておくことが大切です また、
あまりにも、今後の金利上昇が気になる
方は固定金利への借り換えも検討して
みてはいかがでしょうか
※住宅ローンの繰越返済には、金利を減らし、
返済期間を短縮するというメリット
があります。
また、団体信用生命保険(団信)に加入
しているため、万一の場合の保障も
ついています
現在の住宅ローン金利は、まだ、低い金利
のため急いで繰越返済をするよりも、
長期的に資産運用を行う方が、より高い
金利(利回り)を得られる可能性があります
住宅ローンの金利と相殺するという思考と
なれば、必ずしも急いで繰越返済をする
必要はないという考え方もできます
2,本当に必要な生命保険・損害保険
必要な保険とは、家族構成によって
違いますので、みんな同じ保険になること
はありません
※必要な保険種類
・万が一時の生活費のための保険(死亡)
↑お子さんが社会人になるまでは必要
と思われる保障なので、いらない方も
いらっしゃいます
・治療費のための保険(医療、3大疾病等)
↑(お金たくさんある方はいらないかも)
・建物の火災保険、家財の保険
・自動車保険
・自賠責保険
・個人賠償保険→第3者のための保障
(自転車に乗らない、一人暮らしの方
は不要な場合も)
※本当に必要かを考える保険
・資産運用一時払い終身保険
・株や投資で運用する変額保険
・個人年金保険
大切なことは、
★いつまで払うのか(一生涯で計算)
★いくら払うのか(一生涯で計算)
★かけすてなのか
★解約返戻金や満期金があるのか
を家計簿やノートにまとめておきましょう
そして、2年に1回は確認しましょう
保険は難しいと言われますが、言われるが
ままに加入せず、きちんと必要かを考えて
メンテナンスや再検討をしましょう
3.子供に使うお金は大丈夫?
※子供にお金が必要なのは、当然の
ことではありますが、仕方ない
仕方ないで、使い続けてたら
生活費が赤字になっちゃった!
なんてことにならないように
したいものです
※大学や専門学校の教育費は学資保険で
貯めているなど、確保しておくことが
望ましいです児童手当も使わずに
貯蓄してあるとすばらしいですね
※塾の費用が年々上がっています
※おこづかいも上がってきているのでは
塾は仕方ない費用としてもおこづかいは
年間で渡す金額を決めて、お子さんとも
共有していきましょう
4、自分力UPのための自己投資
※資格取得やセミナー参加で、高額な
自分投資をしている方が増えています
年間収入の10%でおさえることが
望ましく、はじめる前にYouTubeや
書店にある本で勉強できないかを
まずチェックしてみてください
※高額であった場合、経費で節税できたり
補助金でまかなえたり、起業で確定申告
できる方は良いと思います
※自己投資をした以上に収入が得られる
確証があればいいのですが、ほとんど
の方がそうではありませんので、時間を
かけて検討することを意識してください
5、新NISAの投資金額のバランス
※投資枠が広がったことで、毎月の
つみたて額を増やしたことはよかった
ものの、冷蔵庫が壊れて、新NISAを
売却して、購入したなど、たまに
そんなお話を聞きます
新NISAで投資するメリットは長期で
運用することや複利の効果を目指す
ことなので、意味がなくなってしまい
ます
毎月の生活費や緊急予備の資金を差し引いた
余剰資金から投資をしましょう
※個別株を成長投資枠で購入した場合は
投資信託よりもリスクが高いとも言えます
あなたのリスク許容度はどこまでなのか
目標額やいつまで、保有するのかを決めて
賢く資産を増やしていきましょう
まとめ
以上の5つのポイントを参考をもとに固定費
の見直しを実行していただけたらと思います
今後も、金融知識を深めていただき、豊かだ
と感謝できる毎日になることを目指しましょう
最後まで、お読みいただきありがとう
ございました
ではまたぁ