傾聴コーチの吉田有美です。

 

レッスンでときどき動画も使うけど、

生モノでよくあることなんですが、

「あーもっとこうすればよかった」

とモヤ〜っとします。

 

今日は、

「今回はよかったな!」といい感触を得たのでメモしておきます。

 

反省も大事ですが、

個人レッスンの場合、相手が違えば、同じ瞬間なんて来ないですもんね。

なので、私の場合は反省より

”うまくいったとき”の感覚を覚えておくようにします。

 

「うまくいったぞー!またやってみよう!」

この感覚、気分が良いです。

 

動画のレッスンのメモ

 

テーマ「簡単なお菓子の作り方」

(初級後半:料理は得意ではないがスイーツ好き。

何か作ってみたいと思っている学習者)

 

最初にフリートーク

学習者が好きなスイーツ、どこで食べるか話す。

(作ってみたいお菓子は前回聞いたらクレープ。

材料の語彙と作り方を調べるのが宿題だった)

 

宿題の確認→材料と作り方を言ってもらう

 

1,クレープの作り方の動画を1回見てもらう(2分)

見てわかったこと、聞こえたことを言ってもらう

 

2,字幕を見ながら、わかったことを言ってもらう

知らない単語、表現を質問してもらう→字幕を見てゆっくりリピート

 

3,再生速度75%でシャドウイング

 

4,印象に残ったフレーズを数回言う

 

最初のフリートークから材料の語彙(45分)

(そのうち1〜4まで25分)

 

やってみた感想

(相手によります)

・動画は1〜2分

・しゃべりがシンプルなもので良かった

・新しい単語・表現10個以内がいい

・シャドウイングは「もう少しやりたいな」ぐらいで終わる

・再生速度75%、この学習者にはちょうどよかった

 

フィードバックしたこと

「少しづつ」「砂糖を加える」「AとBを混ぜる」など発音も良くスムーズだった。

シャドウイングのときの勢いがいい。

気づいたこと

聞いたとおりに発音できる。
この学習者は「どういう意味だと思う?」と聞いたとき、

とりあえず言ってみる姿勢でサービス精神旺盛。

 

動画はあとでも見られるように共有。

宿題は次回の準備:他の簡単な料理の作り方を説明する

 

何が「うまくいったのか?」

時間をかけずに選んだ割には、
動画の難易度、長さ、スピードがその学習者にちょうど良かった。

学習者も「できた感」が出ている表情だった。

 

 

またやってもよさそう。

実際、クレープを作ったと言われたら感想を聞こうと思います。

 

 

 

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フォトイアン・ドゥーリーUnsplash