傾聴コーチの吉田有美です。

 

「敬語、日本で仕事するなら必要だと思ってるんですけどねー。

何回か習ったことはあるけど、まだ使えない」

 

N2レベルの学習者さん。

家族・友人との会話は問題ないけど、

仕事での日本語には自信がないそうで。

 

敬語コンプレックスがありそうです。

もしかしたら、

過去の練習方法があっていなかったのかも?

 

過去に使っていた教科書には上司を車で迎えに行く場面があったそう。

 

その学習者が言うには、

上司を車で迎えに行く・・・私はしませんよ。

それは運転手の仕事ですよ。だから(この会話をする)可能性はゼロですね」

 

練習なんだからやればいい、

と思うかもしれません。

しかし、練習のための練習と割り切れる人とそうでない人がいます。

 

その学習者は後者でした。

 

あまりにも自分に関係なさそうな話なので、

練習する気になれなかったそうです。

 

教科書にあったとしても、

その練習(場面)を採用するかどうかは相手に合わせたほうがいいですね。

 

練習とはいえ、

本人の現実に合わないものが続くと、

心が離れていくんではないかなー。

 

学習者のリアルに寄せることが大事ですね。

 

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