前述の大和市での公演(ブログ記事こちら)を終え、皆様からの心あたたまるお言葉で元気をいただき、良いテンションを保ったまま夜のライブのため、代官山へ向かう。

 

このライブの主催者であるユーイチさんにガイドしていただき会場のfamfamさんに到着すると、まずお手伝い(協力)のMittyさんが笑顔で出迎えてくださって、ほっこりする。

すでに会場のセッティングは終わっており、対バンのワルイコさんも相方のピアニスト谷津雅子さんも和やかな雰囲気で準備してくださっていた。

 

いつも後から気が付く。気が回せない私。

今回は本当に自分の演奏にばかり集中していた。「いい音を届けること」そのことに専念させていただいた。

出演者は表舞台にいるわけだが、見えないその裏にはたくさんの方々が動いてくださっている。

音に専念できたのは、そんな方々のおかげなのだ。

 

当日までの入念な準備を含めたくさんのご配慮、そして実際に動いてくださった主催のユーイチさん、受付や当日の準備等ご協力くださったMittyさん、会場セッティングから前もっての宣伝までご協力くださった会場のfamfamさん、famfamさんの一つ上の階にある会社、運動会屋さんも打ち合わせや備品の貸し出しから当日の撮影までご協力くださいました。

 

famfamさんは普段ライブなどは開催されていなかったそうで、音響設備等はなく、今回はワルイコのイシカワさんに全面的にご協力いただいた。

栃木に住んでいると車生活なので、機材運搬も当たり前に楽にやっているのですが、東京では電車と徒歩で機材運搬、そして会場でセッティング、PAを兼ねるのは相当に大変なことと色々経験した今では想像に容易い。

 

谷津さんの同級生でピアニストの横山博さんも大切な電子ピアノを当日貸してくださり、会場まで運んでくださった。

貸してくださるだけでなくライブも楽しんでくださり、とても嬉しかった。

 

改めて関わってくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。

 

また、お越しくださいました皆様、様々なご事情で来られなかったけれど心を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。

たくさんの笑顔、お声がけ、とても嬉しかったです。差し入れをくださった方々もお気遣いありがとうございました。

 

 

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主催のユーイチさん、そして対バンのワルイコさんとは、音声配信プラットフォーム「stand fm」で出会った。

2022年の多分春頃だと思う。

 

2022年の暮れ、代官山の「晴れたら空に豆まいて」というライブハウスにエストニアのミュージシャンMaarja Nuutのライブを見に行ったとき、ユーイチさんと何かで連絡を取っていて「今代官山にいます」というと「素敵なお店があるよ」とfamfamさんを教えていただいた。

その時は時間がなくて伺えなかったのだが、ユーイチさんが「ここでワルイコさんのライブをやりたいんです。結実枝さんもぜひ。」と言ってくれていたことを思い出す。

 

famfamさんのカレーを食べ損ねていたので、今回のライブの翌日、谷津さんとランチに伺った。

1年前のことを思い出しながら、「実現したんだなぁ」と感慨深い気持ちになった。

薬膳カレーがとても美味しかった。谷津さん大盛りにしてた。(バラしてごめん)

 

ワルイコさんとはこれまでに音源でコラボさせていただいたり、熱海で演奏をご一緒させていただいたり、ボーカルの山崎ルキノさんが宇都宮に遊びにきてくれたり、ワルイコさんのライブを私が企画してみたり…とご縁を繋いでいただいている。

 

イシカワさんもルキノさんも私には持ち合わせていない感性や才能、お人柄で、いつも自分が恥ずかしくなってしまうくらいだ。

 

そうはなれないのはわかっているけれど、憧れている。

 

 

 

相方のピアニスト谷津雅子さんもここ2.3年くらいのお付き合いだが、私の演奏したい北欧の曲も「北欧の世界を知れて嬉しい」と言って嫌な顔ひとつせず、私のわがままに付き合ってくださる。

一度一緒に演奏したことがある曲も、もっとよくならないかとブラッシュアップする努力家であり、音楽愛をひしひしと感じる。

 

ワルイコさん、谷津雅子さんにも改めて感謝です。

 

 

結論 私、人に恵まれすぎている

 

 

最後にワルイコさんと谷津雅子さんと4人でセッションさせていただいた。

思い出の「蘇州夜曲」そしてワルイコさんの「街角」

 

 

 

 

。。。…ときのしじまにあの夜の時間が溶けてゆく…。。。

 

 

 

 

 

【櫛谷結実枝&谷津雅子セットリスト】

1光(櫛谷結実枝オリジナル)

2雨雲のエチュード(櫛谷結実枝オリジナル)

3Return from Helsinki(Ian Stephenson)

4Tjønneblomen / 睡蓮(Gjermund Haugen)

5祈りの花(櫛谷結実枝オリジナル)

6När vi möts(Nina Pérez)

7僕らの時間(谷津雅子オリジナル)

8ほんとうのしあわせ(谷津雅子オリジナル)

9Smaragden(Nina Pérez)

10Napoleon / ポホヤンマー地方の古い結婚行進曲(フィンランド伝統曲)

 

 

写真提供:ヨーコ様(ありがとうございます)

 

ライブタイトル「春を待つ一期一会の音紡ぎ」は実は俳句ってみんな気がついてくれたかな。。。