心に傷をもつ人の意識～恐れの意識～続き。

心に傷をもつ人の意識～恐れの意識～の続きです。

先にこちらを読んで頂くことを、お勧めします。

あたしが所属している教会で、
毎月、文書宣教会によって発行されている、
「しなんげ」（日本語版）からです。

最終章です。

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心に傷をもつ人の意識
「恐れの意識」(byキム・ヒョンミ伝道師)

中心をどこに置くべきか

ある小学生と面談した事があります。
幼い子どもですが、私と目を合わせることができず、今、
この状況自体を恐れ、

どうしたら良いか分からないようでした。

話を始めようとしたら、その子は、周りを見回し、人々の様子を
気にしていました。

話したいことがあっても、表現できないようでした。

そこで、まず、その子に、普段一日をどのように過ごしているのか
聞いてみました。

すると、一日の殆どの時間を、両親に頼まれた、“お使い”
に使うと言います。

その子の心が、出来るだけ穏やかになるよう待っていると、
やがて、その子は、少しずつ、話し始め、

そして、泣き出しました。

何か話したら、お母さんに怒られるのではという、心配で、
心が、いっぱいだったのです。

しばらくして、気持ちが落ち着いてきたのか、その子は、
家が嫌だと言いながら、話し始めました。

あまりにも沢山殴られるので、家を出たいと言いました。

頑張ろうと努力しても、いつも責められ、
両親は更に、大きい要求をしてきて、
いくら努力しても、両親に好かれないと、

その子は泣いていました。

（中略）
このような場合、誰かが絶えず、子どもに関心を持ち、
愛しながら世話をしてあげなければなりません。

家庭の問題は、
社会全体の問題であると認識しなければなりません。

このような人の意識を、改善するためには、恐れの感情をなくし、
自由を得なければなりません。

恐れに勝つ方法は、
恐れ自体を受け入れ、恐れの対象を無視することです。

恐れの存在は、実際は、何でもない虚像と同じで、
泡が抜けたら、実態が見えるようになります。

恐れは、神様に対する不信でもあります。
神様に頼る信仰の訓練がなければ、
人に対する恐れを追い出すことは、難しいです。

「人を恐れるとわなにかかる。
しかし主に信頼する者は守られる。(箴言29:25)」

「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。
なぜなら恐れにが刑罰が伴っているからです。
恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。(Ⅰヨハネ4:18)」

聖書には、沢山の病人が出てきます。

盲人、耳の聞こえない人、らい病患者、足が不自由な人・・・。

まさに、私たちの姿だと思います。
彼らは、目に見える肉体の病をもっていましたが、

主は、彼らを咎めることなく、かえって、あわれんだのを、
私たちは知っています。

しかし、心の中が堕落した人に対する警告と叱責は、
手酷いほど断固としています。

私たちの心をどこに置くかは、私たちが決めることです。

サタンが、吠えたける獅子のように、食いつくすべきものを、
捜し求めながら、歩き回っているこの時代、

私たちは病んだ心、恐れに囚われた心で、人々に対するのではなく、
目を覚まして、祈りながら、神様の恵みと平安と、愛を
伝える尊い通路になるように祈ります。
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これで、終わりです。

こんな素晴らしい、書物に出会えたことに、
とても感謝しました。

この「しなんげ」を、もっとお読みになりたい方は、
こちらの↓HPの中の、お知らせの所から入って頂ければ、読めるようになっています。
http://www.fgtv.jp/
必ず、霊的成長につながります。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

今日もあなたが、幸せでありますように。

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