【本日のコース】
浅草駅
→御徒町駅
【竜さんのプラン】
お散歩の地図はここ
地図の仕様でコースは
正確に表示されません
地図上の緑色を歩くとgood
【今回の神社】
オイシカッタンダヨぉ~
【ゆみの心と一言💕】
東京地下鉄道の駅として
開業しました
銀座線は
日本初・東洋初の地下鉄です
R ゆみさん
それ難しい問題
Y なんでよ
R 真面目に考えると
地下鉄の定義って難しいんだよ
Y なんでよ
地下を走る電車なら地下鉄でしょⓂ️
R なら埼京線だって大宮駅手前から
地下に入るから地下鉄ジャン
Y そんな屁理屈を言ってるんじゃないの
R 関西大学の入試問題だけど
〇×で答えてみてよ
北海道、東北、
中・四国、九州の
各地方中枢都市には、
すべて地下鉄路線がみられる
〇×どっち?
Y マッタク解らない笑
R 各地方中枢都市はね 札幌・仙台
・広島・福岡・北九州市の5都市
Y どれも地下鉄があるんじゃないの?
正解は 〇 ね
R 正解
でもね問題作成時は
広島に地下鉄は無いとして作ったんだ
R でも
広島のアストラムラインの
赤枠部分が地下を走るから
全員合格となったんだ
Y なんでコンナ事になったのよ
R さっき言った通り
地下鉄って一般的だけど
法律・法令 等では定義が無いんだ
Y じぁあ
埼京線も地下鉄と言っても
間違いではないんだ
R そそ笑
Y じぁあ昭和2年開業の銀座線の
東洋初の地下鉄はどうなのよ
R 2年前の大正14年に
宮城県・宮城電気鉄道の仙台駅が
埼京線の大宮駅同様に150m前後
地下に鉄道を通したんだ
Y 仙台が最初の地下の鉄道だったのね
R う~ん
地下の鉄道と言うとねぇ。。
大正4年に東京駅と目前の
東京中央郵便局の間
400m程度をトロッコみたいのが
昭和53年まで使用されていたんだ
Y なんか 竜さんって
鉄道オタクなの
R それは
鉄道に詳しい方々に失礼だよ
スカイツリーと
私たちの好きな色々が
今日も
あるべき所にあって安心です
隅田川公園を右に曲がると
山谷堀公園です
その昔
吉原に向かう
川があったそうです
R 江戸の華 吉原だよ
ワタシも猪角船に乗って
吉原へ
R 吉原へ行くのは男の遊び客だよ
Y じぁあ
吉原で モテなす花魁
R う~ん
足元は色っぽいけど チョットネ笑
Y なによ
多くのお客さまが並ぶ
吉原門前
明治22年創業
土手の伊勢屋さん
Y とっても美味しそう
今日のご褒美はココね
R 2時間も並ぶのはできないよぉ
ごめんなさい
Y いいんだよ
吉原入口に立つ
見返り柳です
なんだか枯れかけてて
寂しそうでした
Y 吉原ってどこなのよ
R このクランクを曲がった先だよ
Y 今も吉原は在るの?
R 今はもうないよ笑
地図上側のクランク部分が
写真のクランク
明治の吉原のだと
赤い部分が風俗店だよ
Y あ 見返り坂も有る
全部 赤だ ワクワク
なにこれ
ココは揚屋町通りだよ
今の吉原は
住宅街になってました
ザンネン
R ゆみさん
そんな事を言ってたら
盛りの付いた小僧と一緒だよ笑
Y だって吉原って
江戸文化の発信地だったんでしょ
花魁さん見たい
R こんなの想像してるの
Y そうよ 5000円札の
この一葉まつりが見たいのよ
R ハイハイ
で 歩いてスグの
一葉記念館に到着です
5000円札の彼女ですが
お話はあとで
歩いて5分で今日の目的地
鷲神社⛩に到着です
創建は不明ですが
鷲神社は酉の市が有名です
この酉の市例大祭では
遊郭が解放されたそうです
お賽銭の後に
おかめさんを撫でました
ワタシは当然鼻をなでました笑
最近
色々な事に興味を持ち
お勉強にハマっている私達
今週のお勉強はこちら
『一葉記念館』
三ノ輪駅近くにある
綺麗な近代的な建物です
一階の受付を通り
2階に上がります
2階に上がると左右に展示室
右のお部屋に入ってすぐ
一葉が使用していた文机が
『小さい‼️』
りゅうさんと私の第一声
やはり昔の人は小柄なのですね
一葉誕生から幼少期
歌人のお父様が東京府庁にお勤めで
幼少期の一葉は裕福な家庭
小学校時代はとても優秀で
先生からも評価されて
何不自由なく一葉が1番充実して
楽しく過ごせた時期だそうです
小学高等科を首席で卒業後
『女子に学問はいらない‼️』という
お母様の考えから退学を余儀なくされ
これ以降一葉は学校教育を受ける事が
出来なくなってしまったそうです
ですがここでお父様が
一葉の向上心を知っていて
『歌塾』に入学させ
その後の文学世界を築く事に
お父様が一葉を入学させた
歌塾『萩の舎』
主催者 中嶋歌子さん
このころに三宅花圃という
女流作家との出会いがありました
『三宅なくして樋口なし』と
言われるほど
一葉にとって重要な人となります
お兄さんが結核で亡くなり
お父様も事業の失敗と長男の死で
心労が重なりなくなってしまう💦
一葉はこの時17歳
一家の大黒柱として
家族で苦難な道を歩む事に
質屋で物を売ったりしても
ギリギリの生活
一葉は生活のために小説家として
創作活動することに
妹のクニさん
一葉は自分が死んだら日記なども
全て焼いてしまうよう託していたけど
クニ全て大事にとっていたそうです
そのおかげで
これらの作品が世に出たり
直筆の資料が残っていて
資料館が出来た事も
貴重な事ですね
一葉の作品の数々
下の写真の右下に代表作である
『たけくらべ』
があります
樋口家は極貧生活ギリギリの中
遊郭 吉原に引っ越し雑貨店を開きますが
(この地を選んだのは知り合いが居ないから、、というのもあったみたい)
競合店?などもあり
たった10ヶ月で閉店することに、、
この時の吉原での生活で得た
貧しいリアルな暮らしなどが
作品に生きているようです
『たけくらべ』の内容は
吉原の遊女の姉を持つ
勝気な性格の美登利
僧侶を父に持つ
真面目で内向的な信如
まわりから冷やかされ
お互いを意識しすぎて
近づけない、、
次第に2人の気持ちが
離れかけていく中
美登利の家の前で
信如の下駄の鼻緒が切れ、、
交わす言葉の描写は少なく
心の機微の表現力、、、
ドキドキします
一葉は19歳の時
新聞記者であり作家でもある
半井桃水という男性の元に弟子入りし
この方と師弟関係以上
恋人未満の両想いが周りに気づかれ
気まずくなってお別れしたそう
やっぱり
作品にも影響してるかな⁉️
そして
小説家として活躍した
『奇跡の14ヶ月』といわれた
11作も小説を執筆‼️
森鴎外などの大御所の作家に
絶賛されました
やっとこれから、、
という時に、、肺結核となり
24歳でこの世を去る事に、、
時を経て
当時のこれらの活躍が
『女性の社会進出に貢献した』
という事で一葉が5000円札に選ばれた
そうです
もっと長生きしていたら
どんな作品が世に出ていたのでしょう、、